オーデマ ピゲは、2021年3月にマーベル・エンターテインメントとのコラボレーションを発表した。同社のCEO、フランソワ-アンリ・ベナミアスとマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に出演する俳優ドン・チードルとの友情から実現したこのコラボレーションには、次世代を担う若手の人材を育成するプロジェクトへの支援も含まれている。
コラボレーションを通じて若い人材の育成をサポートする
これまで、ラッパーのジェイ・Zやプロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ、バスケットボール選手のレブロン・ジェームズなどとコラボレーションを行ってきたオーデマ ピゲは、この度新たに「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」などで知られるマーベルとコラボレーションを行うことを発表した。
このコラボレーションが実現した背景には、同社のCEOであるフランソワ-アンリ・ベナミアスと俳優のドン・チードルとの友情がある。長年マーベルとのコラボレーションを夢見ていたベナミアスとマーベルを引き合わせたのが、他でもないドン・チードルだったのだ。彼はマーベル・シネマティック・ユニバース作品の「アイアンマン」シリーズにおいて、主人公トニー・スターク(アイアンマン)の友人でスーパーヒーロー「ウォーマシン」でもあるジェームズ・ローズを演じている。
今回のコラボレーションの具体的な内容についてはまだ明かされていないが、プロジェクトを通じて次世代の「チェンジメーカー」となる人材の育成支援が行われると発表された。オーデマ ピゲはファーストブックとアショカというふたつのNPO団体と提携し、若者のための教育プログラムを作成する。1992年創設のファーストブックは、恵まれない子どもたちに教育の機会を与えることを目標に活動している団体である。また80年創業のアショカは、世界90カ国以上で活動する起業家のグローバルネットワークである。今後どのような形でコラボレーションが展開されていくのか期待したい。
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