チューダーの新作「ブラックベイ フィフティ-エイト 925」は、初めてケースの素材にシルバー925を採用した。シルバーは表面の酸化が心配されるが「インカンデセントシルバー」と呼ばれるシルバー合金を使用しているため、時が経過しても美しさを保持する性質を持つ。
色あせないシルバー
2021年に発表したチューダーの新作「ブラックベイ フィフティ-エイト 925」は、ケースの素材にシルバー925」を用いた同社初のモデルだ。一般的にシルバーは表面が酸化して黒ずんでしまう素材として知られているが、本作では「インカンデセントシルバー」と呼ばれる素材を採用した。
インカンデセントシルバーは独自の物質配合比率により、長時間経過してもシルバーの美しさを保つことが可能な特殊合金だ。プロフェッショナルユースの実用時計らしく、ケース全体にサテン仕上げを施すことでマットな質感を演出。
チューダー「ブラックベイ フィフティ-エイト 925」
自動巻き(Cal.MT5400)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。シルバー925(直径39mm)。200m防水。46万7500円(税込み)。
自動巻き(Cal.MT5400)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。シルバー925(直径39mm)。200m防水。46万7500円(税込み)。
濃いグレーのようなトープカラーをダイアルと回転ベゼルにあしらい、ナチュラルで品のある色調に設定。また、時計本体と非常に相性の良いファブリックストラップは、フランスのサン・ティティエンヌで150年以上家族経営を続けるジュリアン・フォール社によって製作される。19世紀につくられた織機で丁寧に作られ、品質と快適さを両立する特別なストラップなのだ。
シルバー925のケースバックはトランスパレントであるため、マニュファクチュールキャリバーMT5400を鑑賞することが可能だ。高精度に加え堅牢性と耐久性を兼ね備えるこのムーブメントは、スイスのクロノメーター検定を取得している。さらにチューダー独自の厳格な基準を設け、出荷される時計は日差-2秒から+4秒という高精度を達成しているのだ。70時間のパワーリザーブを備え、実用性向上に大きく貢献するだろう。
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