ローマン・ゴティエは、ブランドを象徴する「ロジカル・ワン」のファイナルエディションを発表した。ホワイトゴールドとチタンケースのモデルを、今後各20本のオーダーで生産終了となる。また、期間限定で実機を鑑賞できる機会が提供される。
手巻き(Cal.LogicalOne)。37石(+フュジー26石)。2万8800振動/時。Ti(直径43mm)。50m防水。世界限定合計20本。ナチュラルチタンモデル:1683万円(税込み)、ブラックチタンモデル:1727万円(税込み)。
最後のロジカル・ワン
ローマン・ゴティエは、ブランドの最も象徴的なモデル「ロジカル・ワン」のホワイトゴールドケースモデル・チタンケースモデルを、今後各20本のオーダーで生産を終えることを正式に発表した。2013年に発表されたこの名作は21年にファイナルエディションとなり、23年までに限られたオーナーのもとに届けられる予定である。
ロジカル・ワンは、ローマン・ゴティエを世界が認めるスイスの高級ブランドへと押し上げた傑作だ。その卓越した才能と技術力は、ジュネーブ・ウォッチ・グランプリにおける「メンズコンプリケーション部門」のグランプリを獲得したことでも証明され、時計愛好家やコレクターの注目を集めてきた。
ムーブメントの精度向上のために組み込まれたフュゼチェーン(鎖引き)機構を搭載しているのが最大の特徴で、それをケース側面のボタン操作によって巻き上げるという斬新な仕組みを採用している。チェーンには摩擦を減らすためにルビーが埋め込まれ、約46時間かけてこの定力装置は解けてゆく。複雑な設計はもちろん、デザイン製や仕上がりにも優れ、世界のファンを魅了し続けているのである。
手巻き(Cal.LogicalOne)。37石(+フュジー26石)。2万8800振動/時。18KWG(直径43mm)。50m防水。世界限定20本。1980万円(税込み)。
モデルの生産を終了させるという判断は、ローマン・ゴティエ本人が述べているように容易なことではない。しかし、生産終了によってロジカル・ワンの価値を高めることは、現在コレクターが所有する時計の価値を守ることにもつながるため、その困難な決断が必要だと考えている。
各20本のファイナルエディションは、最後のオーダーピースであることを証明するものとして「N°X/20」というシリアルナンバーを刻印したプレートが取り付けられる。また、これまでのロジカル・ワンとは異なる特別な要素として、ムーブメントのブリッジ上にバゲットダイヤモンドをセットしている。さらにカスタムオーダーとして、伝統的な手法で製作されたポーセリンダイアルを選択することも可能だ。
スイスプライムブランズが、ロジカル・ワンの実機を鑑賞できる機会を提供
5月6日(木曜日)~6月6日(日曜日)の期間、東銀座のショールームにて個別にご覧いただけます。プライベートな環境でローマン・ゴティエの時計をお楽しみください。
・2日前までにローマン・ゴティエの公式ホームページよりメールにてご予約ください。
・ご予約確認書及びショールームまでの順路をメールにて送付いたします。
・ご到着時にご予約確認書をスマートフォンの画面、または印刷物でご提示ください。
・ご注文の際には正規販売店をご紹介いたします。
・新型コロナ感染拡大防止策として、常にマスクの着用、手洗い・アルコール消毒にご協力ください (1組3名まで)。
Contact info: スイスプライムブランズ Tel.03-5962-8948
https://www.webchronos.net/news/52319/
https://www.webchronos.net/news/46984/
https://www.webchronos.net/news/28472/