時計の上のバーチャル空間「シチズン タイムレス シティ」が6月10日にオープン！

シチズンは6月10日の「時の記念日」に、オンライン上で時にまつわるさまざまな体験ができるバーチャル空間の街「CITIZEN Timeless City（シチズン タイムレス シティ）」がオープンする。ブランドの世界観を体験することができ、PCやスマートフォンのウェブブラウザから誰でもアクセス可能だ。

未来と過去が交差する街

　シチズンは、誰もが気軽に腕時計の魅力に触れ、好奇心をくすぐるような体験を提供したいという想いから、バーチャル空間上の街「シチズン タイムレス シティ」を作り上げた。同社がこれまでに開発してきた腕時計に関する情報だけでなく「時」そのものに焦点を当てたさまざまな雑学も知ることができ、訪れるたびに新しい発見ができる。

　この街の名称である「タイムレス」には“時を超えた”という意味があり、リアリティを追求した街には「過去」「現在」「未来」が交わったような風景が広がる。デザインは時間の概念の起源といわれる古代ギリシャやローマをイメージしており、街の中央に位置するセントラルパークには、時計の起源である日時計のオベリスクが立っている。バーチャル空間でありながら実際の時間の流れとリンクしており、時間帯や季節によって風景が変化するというリアルさだ。

コンセプトラウンジ

　セントラルパークからほど近い「コンセプトラウンジ」はブランドの世界観を表現しており、主に腕時計の紹介を行っている。ここに展示される時計は都度変更される予定で、オープン直後はザ・シチズンの年差±1秒のエコ・ドライブを見ることができる。

　展示階から見える風景は幻想的で、昼間にはザ・シチズンの象徴である鷲が飛んでいたり、夜には蛍が舞っていることもあるという。

ミュージアム

　神殿のような外観の「ミュージアム」は、シチズン時計本社にある一般非公開の「シチズン ミュージアム」をバーチャル空間で再現しており、同社の歴史を感じられる空間だ。

　壁面のショーケースに飾られている時計をピックアップし、バーチャルヒューマンが案内してくれる。全ての時計が紹介されるわけではないが、実際のミュージアムでは触れられない歴代モデルでも、360°ビューで鑑賞できるのは貴重な機会だ。紹介する時計に合わせて、さりげなく衣装が変わるバーチャルヒューマンにも注目したい。

ライブスペース

　ローマ時代の円形劇場を彷彿とさせる公園内のライブスペースは、シチズンが公開しているムービーを視聴できる場所だ。オープン後の第1弾として、同社と建築家・田根剛による「時間とはなにか」を問い続けてきた軌跡「LIGHT is TIME」を楽しめる。この場所を訪れた人々が集う場所として、新たな動画の追加やライブ配信も行われる。

秋にはバーチャルブティックも出現

　シチズン タイムレス シティはこれで完成ではなく、今後さまざまなコンテンツが追加される予定だ。2021年秋頃には、実際に店舗に訪れているような体験ができる、バーチャルブティックがオープンする。

　時計愛好家はもちろん、また腕時計の世界を知らない人にとっても、この街では新鮮で価値のあるバーチャル体験ができるだろう。少しでも興味を持った方は、こちらからアクセスしてみてはいかがだろうか。（アクセスURL：https://city.citizen.jp/)