2020年に復活したブルガリの「ブルガリ アルミニウム」コレクションから、GMT機能を搭載した新作が登場した。ブルーとレッドで分けられたリングをダイアル外周に配した「ブルガリ アルミニウム GMT」は、旅のパートナーにふさわしい1本になるだろう。
復活を遂げたアルミニウムに新顔登場
ブルガリの「ブルガリ アルミニウム」コレクションに、GMT機能を搭載した新作「ブルガリ アルミニウム GMT」が追加された。1998年に第1作目が発売された同コレクションは、性別や世代、そして時代の垣根を越え、世界的なトレンドとなったモデルだ。初めてケース本体にアルミニウムを、ベゼルやストラップにはラバーを採用した「ブルガリ アルミニウム」は、これまでのウォッチメイキング史に残るイレギュラーなモデルである。
2020年にコレクション自体を復活させ、シンプルな3針とクロノグラフモデルをラインナップ。腐食しやすいという素材の弱点を克服し、ケース形状や搭載するムーブメントを見直して正統な進化を遂げた。
自動巻き(Cal.BVL192)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。アルミニウム×ラバー製ケース(直径40mm)。100m防水。41万2500円(税込み)。2021年9月発売予定。
今回コレクションに加わったGMT機能を搭載したモデルは、都会的で型にはまらない、クールでスマートな印象を抱かせる。オリジナルモデルから継承するアルミニウム合金のケースや、ブルーカラーのベゼルとストラップなど、アンデンティティの基礎として欠かせない要素を持つ。
ダイアルは、第2時間帯を示す針が中心から伸びる、GMTウォッチとしてはオーソドックスなデザイン。ホームタイムとローカルタイムの両方を表示し、リュウズひとつで操作できる使いやすさが魅力だ。
時針と分針がダイアルの内側に配された目盛りを指し、ローカルタイムは、先端が赤い針がダイアル外周の24時間スケールを指す形で表示される。外周は12時間ごとに色の異なるふたつのゾーンに分かれており、瞬時にローカルタイムの昼夜を区別することができる。
明るい未来を予兆させる今、「ブルガリ アルミニウム GMT」は旅に出るための素晴らしいパートナーとなるだろう。世界を自由に飛び回れる日が再び訪れることを、本作の登場とともに心待ちにしたい。
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