オメガがオリンピック開催を記念して製作したCMを公開

オリンピックのオフィシャルタイムキーパーを担当するオメガは、東京での開催を記念して30秒と60秒のCMを製作。現在Youtubeに公開されており、世界中で話題となっている。

世界中で称賛を浴びるCM

　1932年からオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めているオメガは、世界的なこのイベントが持つ情熱や卓越性、文化的な影響力を深く理解している。

　同ブランドがオリンピックでの役割を通じて発信し続けているメッセージは「Reading Olympic Dreams（オリンピックでの夢を記録する）」だ。このメッセージは、アスリートが引き出す最高のパフォーマンスを正確に、確実に計測するというオメガの責務を表現している。

　そして今年、東京でのオリンピック開催を記念し、オメガが持つ価値観を表したCMを製作した。スポーツのダイナミックなアクションと、時計製造の精密さ、それと同時に日本の美しさを表現し、オメガの“技術革新” と、人間が持つ“感情”という対照的な性質を、鮮明に浮かび上がらせている。

　ふたつの要素がシームレスに分割し、見事なバランスで構成されたそれそれのシーンは、東京オリンピックならではの要素を表現している。

　兎にも角にも、まずは実際にCMを見ていただきたい。

Timekeeping and tradition:OMEGA meets Japan

　このキャンペーンCMの構想と制作には約1年半もの期間を費やされたという。映像の撮影は東京、大阪、北九州、福岡、糸島などの日本国内で、すべてオメガが行った。また、世界的に有名なオリンピック選手と密接に連携し、日本国内だけでなく、アメリカのマイアミでも撮影が行われた。

　アメリカの短距離走者、ノア・ライルズ選手やアイルランドのゴルファー、ローリー・マキロイ選手、南アフリカの競泳選手であるチャド・レクロー選手、スウェーデンの棒高跳び種目に出場するアルマンド・デュプランティス選手、オメガの母国・スイスの陸上競技のスターと称されるレア・シュプルンガー選手など、注目を集めるメンバーが出演している。

　また、CMのBGMにはイマジン・ドラゴンズの「Dreams」が起用され、力強く、かつ感動的に仕上げられている。

　現在この動画は、Youtubeで4850万回以上再生されており、ネット上で大きな話題を読んでいる。オリンピックの開催と合わせて公開されたこのCMは、世界中のスポーツファンの心を揺さぶっているのだ。