オーデマ ピゲは、「ロイヤル オーク フロステッドゴールド クロノグラフ」の新モデル2 種を発表した。いずれもサファイアケースバックを通して見ることができる最新世代のクロノグラフムーブメント、キャリバー4401 を搭載。18 Kホワイトまたはピンクゴールド、41 ミリの2 つのタイムピースは、「グランドタペストリー」パターンのブラックまたはブルーのダイヤル、ケースに合わせたカラーのカウンターを装備している。
カラーコントラスト
新しい2 つのウォッチはケースおよびブレスレットのカラーと、「グランドタペストリー」ダイヤルに配置したカウンターのトーンをマッチさせた。ホワイトゴールドモデルにはブラックダイヤルとそれに対比するロジウムカラーのカウンター、そしてピンクゴールドモデルにはブルーダイヤルとそれに対比するピンクゴールドカラーのカウンターを配置。カラーコントラストにより表示も読みやすく、モダンで優雅な雰囲気が感じられる。アプライドアワーマーカーと蓄光処理を施したロイヤル オーク針は18 Kゴールド製で、これもケースカラー合わせてある。分カウンターと時カウンターの配置を変えて読みやすさを向上させ、デイト窓はインナーベゼルにやや近づけた。
ロイヤル オーク
フロステッドゴールド クロノグラフ / 42 ミリ
ジュエリーの工芸的な手法を時計に
ケースとブレスレットはフロステッドゴールド仕上げで、面取りはポリッシュ仕上げ。きらめきはさらに複雑にからみあい、光を繊細に捉えて反射する。フロステッドゴールドはフィレンツェの古い宝飾技法にインスパイアされた鍛金加工技術で、キャロリーナ・ブッチが自らのコンテンポラリージュエリーのクリエーションに使っていた。キャロリーナ・ブッチはマニュファクチュールのクラフツマンたちと共にこれをロイヤル オークのケースとブレスレットに応用すべく研究を重ね、その結果生まれたのが「ダイヤモンドダスト」のようなきらめき効果だ。これはダイヤモンドチップのツールでケースとブレスレットを叩く鍛金加工により得られる。この工芸的な手法によりゴールドの表面に無数の微小なへこみが生まれ、貴石のようなきらめきを放つ。
完全な一体型クロノグラフ
鼓動を打つのは最新世代のクロノグラフムーブメント、自動巻きキャリバー4401 だ。トランスパレントバックを通して見ることができるようになった。軸歯車とフライバック機能を備えたクロノグラフは完全にムーブメントに一体化されている。軸歯車は垂直クラッチシステムと共に機能し、クロノグラフのスタートやストップ時に、秒針はブレることなく正確に作動する。さらにプッシュピースを押した時の感じがなめらかだ。特許保持のゼロリセットメカニズムにより、各カウンターの針を瞬時にゼロリセットすることができる。
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