現在公開中の映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の活躍する、オメガの「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」に秘められた仕掛けが明らかになった。劇中では強力な電磁パルスを発生させるが、本作は実際に1万5000ガウスの磁場に耐えることが可能だ。
Qによって仕掛けられた装置
2021年10月1日(金)より、全国の劇場にて「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開がスタートした。そして、世界的な人気を集めるこの作品に登場する、オメガの「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」に秘められた仕掛けがついに明らかになった。
劇中で活躍する本作、通称“ボンドウォッチ”は、ダニエル・クレイグ演じる007の活躍を後押しする重要なツールだ。ある場面では、ジェームズ・ボンドからQへ「今ちょうど君の時計を見せたところだ、もの凄い効果だよ」と、時計の仕掛けの威力に感激したことを伝えるワンシーンが収められている。
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」では007の任務遂行のため、頭脳明細なQにより、時計の裏側にコイル状の装置が取り付けられた。これは強力な電磁パルスを発生させることができ、ネットワークにおけるどんな回路もショートさせることが可能である。
もちろん、このような機能は劇中だけの特別なものだ。しかし、ボンドウォッチが搭載する技術は、実際にオメガが生み出すウォッチメイキング“マジック”から、そう遠くはないはずだ。「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」が持つ優れた精度や機能、耐磁性は、マスター クロノメーターの認定を受けていることからも証明されている。
自動巻き(Cal.8806)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。Tiケース(直径42mm)。300m防水。108万9000円(税込み)。
コーアクシャル脱進機やシリコン製ヒゲゼンマイ、そのほかの非鉄素材などを採用した本作は、一般的な人体向けMRIと同程度である1万5000ガウスの磁場に耐えることが可能。スマートフォンやパソコンなど、日常生活における磁気の危険性から守られるのだ。
実際に、007にような世界を救うミッションを課せられるという事態は訪れないかもしれないが、スクリーンでボンドウォッチを見た後は、是非とも「実際に試着する」というミッションを遂行してみてほしい。ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグは「驚くほど快適な着け心地の腕時計です」とコメントしている。
軽量かつ堅牢な「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」の魅力を、劇場とオメガ ブティックで体感してみては如何だろうか。
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