ショパールは、数々のカスタマイズウォッチを手掛ける「バンフォードウォッチデパートメント」とのコラボレーションモデルを発表した。オレンジとグレーのカラーリングが特徴の「ミッレ ミリア バンフォード エディション」は、わずか33本の限定モデルだ。
ミッレ ミリアにバンフォードの感性を重ねた希少モデル
今回、ショパール共同社長のカール-フリードリッヒ・ショイフレと、バンフォードウォッチデパートメントの創設者であるジョージ・バンフォードとのコラボレーションによって、ひとつの特別なミッレ ミリアが完成した。
自動巻き。37石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS+DLC(直径42mm、厚さ12.67mm)。50m防水。世界限定33本。100万6500円(税込み)。
伝統あるショパールと、豊かな創造性を持つバンフォードによって生み出された新作「ミッレ ミリア バンフォード エディション」は、シリアルナンバーが刻まれたわずか33本の限定モデルで、細かなディティールへの配慮が特徴。ブラック、ダークグレー、フレームオレンジ(赤みがかった橙色)の組み合わせは、レギュラーモデルとは一線を画するモダンな外観となっている。
秒針とクロノグラフ積算計に採用されたオレンジカラーは、マットなダークグレーのダイアル上で際立ち、瞬時な読み取りが可能。それと同時に、ダイアル外周部のタキメータースケールもオレンジカラーで、計測時間の視認性に配慮された配色だ。
ステンレススティール製の42mmケースには、DLCコーティングとマットな質感を持たせるビーズブラスト加工を施されており、このダークグレーの色合いがヴィンテージカーのイメージを演出している。カーレースを基軸とするミッレ ミリア コレクションにはふさわしく、この加工は傷がつきにくいというメリットを併せ持つ。
わずかに丸みを帯びたケースの側面には、ステアリングホイールを模ったリュウズと、ピストン型のプッシュボタンがあり、このような細かなディティールからもカーレースの要素を感じさせる。また、短いラグに加え、アクセントとしてオレンジカラーのステッチを配したコーデュラ仕上げのストラップは、快適な着用感を与える。
また、本作が搭載するムーブメントはスイス公式クロノメーター検定の認証を受けており、高い精度であることが証明されている。2万8800振動/時で動作するムーブメントは、“1000 Miglia”のロゴマークである矢印が刻印されたトランスパレントバックから眺めることができるが、わずかにスモークをかけているのが本作ならではだ。
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