ブランパンは、ケースカラーと色鮮やかなストラップの組み合わせによる7種類のカラーバリエーションから選べる「レディバード カラーズ」を発表した。今作は、レッドゴールド製あるいはホワイトゴールド製のケースにホワイトマザーオブパールダイアルが合わせられ、59個のダイヤモンドがセットされたベゼル、ラグ、リュウズを備える輝かしい外見を持つ。これに加え、シリコン製ヒゲゼンマイや約100時間のパワーリザーブを備えるキャリバー1153を搭載し、実力を兼ね備えたモデルに仕上がっている。
ブランパンが展開を開始したカラフルな新コレクション
ブランパンはレディスウォッチのパイオニアとしても知られている。1930年に世界初の自動巻きレディスウォッチ「ロールス」を発表したのをはじめとして、33年にベティ・フィスターが時計製造会社初の女性社長に就任したことで、コレクションのさらなる充実が図られたためだ。これは、ベティ・フィスターが、女性も機械式時計にまつわる匠の技や魅力を十分に理解できると確信していたことと、女性がふさわしい装いをするのに美しい装飾品が必要であるとの信念を持っていたからであった。
自動巻き(Cal.1153)。28石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約100時間。RGあるいはWGケース(直径34.9mm、厚さ9.2mm)。3気圧防水。312万4000円(税込み)。
そんなブランパンにとって、レディスウォッチコレクションの「レディバード」は重要なコレクションのひとつである。レディバードは、解放、エレガンス、成功を象徴したシリーズで、1956年に当時としては最小の丸型ムーブメントを搭載するなどの歴史を持つ。また現在は、メンズウォッチを単にサイズダウンしただけとは異なり、現代女性の希望とニーズに応えるために特別に開発されたものとなっている。
今作のレディバード カラーズは直径34.9mmの大きさで、様々な手首のサイズにマッチするだけでなく、美しい装飾を存分に表現する大きさを持つ。ホワイトマザーオブパールのダイアルには、丸みを帯びて傾きが付けられたゴールド製のアラビアインデックスを備える。時分秒針を備え、時分針はブランパンのシグネチャーであるくり抜かれたセージの葉を思わせる形状を持つ。また、針を取り囲むようにダイヤモンドがセットされ、その連なりがインデックスを際立たせている。
ムーブメントには約100時間のパワーリザーブと、シリコン製ヒゲゼンマイを備えるキャリバー1153を搭載し、時計としての基本性能は申し分ない。メインプレートにはサーキュラーグレインが施されるほか、コート・ド・ジュネーブ モチーフが装飾された面取りとサテン仕上げのブリッジを備る。ゴールド製ローターは装飾のサーキュラーパターンと調和したデザインのオープンワークが施され、ムーブメントの美しいディティールを楽しむことができる。
また今作の特徴は、カラフルなストラップを組み合わせたことで新鮮なエレガンスがもたらされた点にある。アリゲーターレザー製ストラップは、レッドゴールド製モデルでは、ピーコックグリーン、ミッドナイトブルー、サテンホワイトが組み合わされ、ホワイトゴールド製モデルでは、レモンイエロー、タンジェリンオレンジ、ライラック、サテンホワイトが組み合わされており、計7種のカラーバリエーションから選ぶことができる。
カラーズとしてモデル名になった色彩は、多様性、情熱、喜びを象徴したものであり、今作はブランパンのレディスウォッチ コレクションの新時代を告げるシリーズとなっている。
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