オメガは、いよいよ開幕の時が迫る北京2022オリンピックで採用される新しい計測技術の数々を披露した。フィギュアスケートのジャンプの分析やスピードスケートのフライング感知など、トップアスリートたちが残す記録の計時を担うオメガの革新的技術に注目したい。
革新的な新技術の数々
2022年2月4日(金)に開会式を控えた北京2022オリンピック。オメガは30回目となるオフィシャルタイムキーパーを務め、ブランドにとって大きな節目となる大会だ。
今回の北京2022でも、リアルタイムのデータ計測技術の開発を常に進め、今までとはまったく異なる新世代の革新技術によって、世界のトップアスリートたちのパフォーマンスを絶え間なく追い続けながら計測する。平昌大会で導入された、オメガのモーションセンサーとポジショニングシステムというスポーツ計時の“革命”は迫る2022年の北京大会でも引き継がれ、より深く競技を理解し楽しむ方法をテレビの前の観客にも提供する。
フィギュアスケートのジャンプ分析
オメガのモーションセンサーとポジショニングシステムが、今回フィギュアスケートにも導入される。スケートリンクの周りに6台のカメラを設置し、シングル演技中のさまざまなライブデータを集めることによって、ジャンプの高さや飛距離、滞空時間などのリアルタイムデータを測定することが可能となる。
選手の位置と動きをトラッキングすることで、広範囲にわたる情報を得られるこの新しいシステムにより、競技の視聴者は選手の演技をより深く理解できるようになるうえ、他の選手の技や演技との比較も可能だ。
スピードスケートのフライング探知
北京2022大会では、フライング探知の方法が一新。スピードスケートではこれまでスタート前の選手やスケートシューズの動きを審判の目視によって判定していた。
オメガは、今大会で画像追跡システムを活用することでフライングを視覚的に探知することを可能にし、この競技にとって重要なスタートの瞬間に、高い信頼性をもたらす。それぞれのレーンに画像追跡カメラを1台ずつ配置し、公式審査員が直接映像を確認。万が一、フライングが確認された場合は、即座に審判に伝えられる。
アイスホッケーのゲーム内ディスプレイ
アイスホッケーでは、リンク周囲のアクリル板にLEDが一体化されたゲーム内ディスプレイを新しく導入し、ここでは試合時間とペナルティータイムが表示される。
リンクの中央にあるふたつのペナルティーボックスの間に設置されたこのディスプレイは、試合中に選手やコーチが継続して重要な情報を見ることができるようになる。
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