ブルガリ、日本アカデミー賞の副賞として腕時計を贈呈することを発表

ブルガリは、3月に開催される第45回日本アカデミー賞で、受賞者たちに副賞として腕時計を贈呈することを発表した。授賞式に先立って開催された記者会見では、ブルガリのジュエリーをまとった長澤まさみが登壇した。

昨年に続き副賞を贈呈

　イタリア・ローマで生まれ、世界的なハイジュエラーとして知られるブルガリは、長きにわたり映画産業と相思相愛の関係を築いてきた。その始まりは、1950年代に映画産業の黄金期を迎えたローマの映画撮影所「チネチッタ」に由来する。

　このチネチッタでの映画製作のため、多くのハリウッド関係者たちがローマに長期滞在するようになると、映画「クレオパトラ」（1963 年制作）の主演女優であるエリザベス・テイラーを初めとする、多くのハリウッド女優たちを虜にした。撮影の合間に彼女たちが足繁く通うようになったのが、ローマ・コンドッティ通りに本店を構えるブルガリだったという。

　映画女優をはじめとするセレブリティと、映画業界との長きにわたり深い関わりを持つブルガリは、今回、日本アカデミー賞の発展を願って2021年に続き副賞協力を行うことを発表した。

　2022年3月11日に開催される第45回日本アカデミー賞においては、最優秀賞、話題賞、協会特別賞、そして新人俳優賞の受賞者たちへブルガリの時計が副賞として贈呈される。