オーデマ ピゲは、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲコレクションに2本の新作を加えた。文字盤だけではなく、ケースの側面や特徴的なラグまでブリリアントカットのダイヤモンドが規則正しくセッティングされており、計1085個、4.99カラットの輝きを持つ。18Kホワイトゴールドと18Kピンクゴールドの2モデルが用意され、それぞれ雰囲気を異にする。
規則正しくセットされた、約4.99カラットのダイヤモンド
オーデマ ピゲは、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲコレクションに、2本の華やかなモデルを追加した。18Kピンクゴールドと18Kホワイトゴールドの2種類が用意された今回の新作には、計1085個、約4.99カラットのブリリアントカットダイヤモンドがセッティングされており、これは同コレクション初の試みである。
自動巻き(Cal.4309)。32石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。18KWGケース(直径41mm、厚さ10.7mm)。30m
防水。1237万5000円(税込み)。2022年6月発売開始予定。
18Kホワイトゴールドと18Kピンクゴールドの最も目を引くダイアルにセットされているダイヤモンドは612個。そのすべてが綿密に計算された位置に規則正しくセッティングされ、並べた際に輝きが増すように、一粒一粒のダイヤモンドは注意深く選定されたものだ。ダイアル中心から外側に向かうにつれて粒が大きくなっているのが分かるが、直径約0.65mmから1.1mmまで、6種類のサイズを使い分けている。
自動巻き(Cal.4309)。32石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。18KPGケース(直径41mm、厚さ10.7mm)。30m
防水。1237万5000円(税込み)。2022年6月発売開始予定。
12時位置から6時位置間の2次曲面を持つサファイアクリスタル風防による光の効果により、ダイヤモンドが常に表情を変えてきらめき、それを囲むように配されたインナーベゼルはケースやダイアルの色調に合わせてロジウムカラーとゴールドカラーになっている。
このダイアルに加えて見るべきは、複雑な多面構造を持つケースへのジェムセッティングだ。複数の部品にダイヤモンドを違和感なくセットすることは、オーデマ ピゲにとっても大きな挑戦だったという。スタイリッシュなラグや8角形のミドルケース、ケースバック、そしてリュウズには計473個、約2.69カラットのダイヤモンドがセッティングされており、その高難度の技術がうかがえる。ダイヤモンドを複数のサイズにカットすることで、ケースの微妙なフォルムに合わせているというわけだ。
本作にはサテン仕上げの新しいカーフスキンストラップが採用され、ブルーグレーカラーを合わせた18Kホワイトゴールドモデルはモノクロの上品な雰囲気で、ベージュを合わせた18Kピンクゴールドモデルとの対比を際立たせている。双方ともにミドルケース、ベゼル、ケースバックに鏡面の面取りが施され、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲならではの魅力を主張している。加えて、これまでの同コレクションとの違いとしてデイト表示を無くしていることが挙げられるが、これは全面をダイヤモンドで覆ったダイアルの美しさを損なわないための工夫だ。
そして本作には、オーデマ ピゲの新世代3針ムーブメントであるCal.4309を搭載している。特許を保有したメカニズムを持ち、腕時計として重要な精度の調整を正確に行うことが可能である。大きめのサイズで安定した精度を確保し、現代における基幹ムーブメントにふさわしい約70時間のパワーリザーブを保持している。
トランスパレント仕様になったケースバックからは、このムーブメントに施されたコート・ド・ジュネーブやサテンブラッシュ、サーキュラーグレイン、サーキュラーサテン、面取りなどの、高級機らしい装飾を鑑賞することができる。
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