2023年3月7日、北京2022 オリンピック スノーボード男子ハーフパイプで、世界を魅了し大きな話題と感動を振りまき、見事金メダルを獲得した平野歩夢選手が輝くメダルとともにオメガ銀座ブティック本店を訪問した。
オメガのアンバサダーである平野歩夢選手
オリンピック開催前には、オメガのアンバサダーを務めることも話題となった平野選手。インスタグラムやTwitterには、出発前にリラックスした様子でコーヒーを飲む写真がアップされ、手元の「シーマスター アクアテラ マスター クロノメーター」にも注目が集まった。今回のオメガ銀座ブティック訪問の際には、紺のスーツとコーディネートしたスタイリッシュな装いで登場した。
北京オリンピックで30回目のオフィシャルタイムキーパーを務めたオメガは、平野選手の今回の偉業を心より祝福し、オメガ事業本部長の沖氏はブティックを訪れた平野選手を温かく出迎えた。平野選手はブティックを回遊しながら、着用しているアクアテラを選んだ理由について「シンプルなデザインが好きなので、これだ!と思いました」と明かした。
トークショーも開催
世界中が釘付けとなり、2回目の試技での判定、そして3回目の挑戦と結果でも大きな話題となった大技について質問されると「生きるか死ぬかと言われる最高難度であり、誰もできなかったトリプルコーク1440を最初に挑戦した時は、緊張で足も震えたほどだったが、半年間何度も練習を繰り返し、オリンピックの場で2回決められたことは奇跡に近かった」と振り返りつつ、強い精神力とかなりの練習量が要されたことを明かした。
また、平野選手が着用しているシーマスター アクアテラ マスター クロノメーターをスノーボードのトリックに例えると? という質問に対しては「技にですか? それは難しいですね!」と、回答に悩みながらも笑みを浮かべた。常に冷静であまり感情を爆発させるような表情を表に出さないイメージがある平野選手の時折見せる屈託のない笑顔は多くのファンを魅了する。
また、平野選手はアンバサダーを務めたことに対し、「最近、小物や細かいアイテムを身につけることが楽しく感じているタイミングで、今回今までとは違った新しいタイプのお話をいただけて自分自身のモチベーションも上がった」と語った。
最後は「今後は幅広く挑戦したい。この4年間、今までで一番苦しい葛藤もあったがチャレンジし、不安を受け入れていく中で、見えてくる景色は変わり、充実していたと感じる部分がある。今後はまた違った形でもそうでなくても、今の自分以上に成長し、チャレンジをし続けていきたい」と今後の意気込みを話して締めくくった。
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