ブルガリが幸運のシンボルのキジバトから着想を得た「ルチェア スケルトン トルトラ 日本限定モデル」を発表

ブルガリは、ブランドロゴをダイヤルデザインとしてムーブメントに取り入れた「ルチェア スケルトン」に、幸福のシンボルとして古代より愛されてきたキジバト（イタリア語でトルトラ）から着想を得た「ルチェア スケルトン トルトラ 日本限定モデル」を発表した。国内のみの展開で150本限定である。

日本限定に取り入れた幸運のシンボル

「ルチェア」は、光を意味するイタリア語の「ルーチェ」とラテン語の「ルクス」から名付けられたコレクションだ。今回発表された新モデル「ルチェア スケルトン トルトラ 日本限定モデル」の着想の元となったのは、幸運のシンボルとして愛されてきたキジバトである。モデル名のトルトラは、イタリア語でキジバトを意味する言葉だ。幸運のシンボルとなった理由には諸説あるが、そのひとつとして「ノアの方舟」が由来であるとされている。

　この物語の主人公のノアは、啓示に従って方舟を作り、そこにあらゆる生き物のつがいを乗せる。その後、啓示の通り降り始めた大雨によって大洪水が発生し、陸地はすべて水に飲み込まれることとなる。雨が降りやみ、しばらくの後にノアはハトを放すとオリーブの若葉をくわえて戻ってきたことで、ノアは、水が引き、陸地が現れたことを知ったのであった。すなわち、ハトが吉報をもたらした存在であったのだ。

　この逸話に登場するハトのイメージは、美しい羽根を持つキジバトと結びつく。キジバトから着想を得た今回の新作は、新たな生命の息吹が感じられる春を迎えるにあたり、ふさわしいモチーフであると言える。

「ルチェア スケルトン」は、ブランドロゴをダイヤルのデザインとしてムーブメントに取り入れていることが特徴である。今作は、オープンワークダイヤルに垣間見えるピンクゴールドのブルガリロゴとピンクゴールド製のベゼルに、キジバトの美しい羽根を彷彿とされるトープカラーのアリゲーターストラップが組み合わされる。

　また、カボションカットのシンセティックピンクルベライトのリュウズと、同色の時分針が鮮やかさを添えており、今作は春の華やかさにふさわしいモデルに仕上がっている。