2022年で発売から10周年を迎える、ブルガリのオクトコレクション。これを祝し、新作「オクト フィニッシモ オートマティック」と「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」が記念モデルとして発表された。
最初のスケッチをデザインに採用
2017年発売の「オクト フィニッシモ オートマティック」と、19年発売の「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」は、いずれもオクト フィニッシモシリーズの歴史を語るうえで象徴的な役割を果たすモデルだ。そのふたつのモデルへオマージュを捧げたのが、今回発表された記念モデルである。
「オクト コレクション」はこの10年の間に、優れた技術力や象徴的なフォルム、独特なモノクロームスタイルでオートオルロジュリーの世界にその名を刻んできた。常識を打ち破る発想や創造力で、多くのファンを驚かせ続けている。
ローマのパンテオンなどのアーチを飾る幾何学的なモチーフからインスピレーションを得た、8辺から成る建築的なデザインは、ローマにルーツを持つブルガリならではのデザインだと言えるだろう。パワフルで男性的な雰囲気の中にもエレガントな要素が感じられ、そのタイムレスな外観はミニマルなデザインを愛する人々から特に支持を集めている。
この記念モデルのダイアルには、プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニが描いた、最初のスケッチを採用している。これが描かれてから数年後、鉛筆で描かれたこのスケッチは形となり、そして再びスケッチはダイアルのモチーフとして「オクト フィニッシモ オートマティック」と「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」に息吹を与えた。
自動巻き(Cal.BVL138)。37石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約60時間。Tiケース(直径40mm、厚さ5.15mm)。30m防水。世界限定200本。185万9000円(税込み)。2022年4月発売予定。
オートオルロジュリーの世界にデビューを果たして10年の間、ブルガリはいくつものワールドレコードに挑戦し続けてきた。オクト フィニッシモは8年間で8つの世界記録を樹立し、今も伝統的な時計製造技術のコードを再定義し続けている。
自動巻き(Cal.BVL318)。37石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。Tiケース(直径42mm、厚さ6.9mm)。30m防水。世界限定200本。228万8000円(税込み)。2022年4月発売予定。
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