【2022年 新作】「パンテール ドゥ カルティエ」から、グラデーション文字盤を持つ新作が登場

カルティエを象徴するジュエリーウォッチ、「パンテール ドゥ カルティエ」から4本の新作が発表された。サテン仕上げを施した、グラデーションカラーの4色のダイアルを持ち、光の強弱や見る角度によって大きく表情を変える。

交差するようなグラデーションカラー

　パンテールはフランス語で豹を意味する。カルティエにとって豹の美しさは、腕時計に限らず多くのコレクションにインスピレーションを与える存在である。

　モデルのデザインにそのままパンテールが現れることもあれば、着用感に豹のしなやかで優雅な動きを表現していることもある。「パンテール ドゥ カルティエ」のブレスレットは後者であり、しなやかなブレスレットとポリッシュ仕上げが施された、わずかな膨らみのあるリンクの連なりは、手首の上を流れるように寄り添う。

「パンテール」ウォッチが発表されたのは1983年のことである。肌の上になめらかに沿う官能的な着け心地は瞬く間に人気を博し、デザインを超えて、自由で喜びに満ちた、誇り高い女性のイメージと重なった。1980年代の“ミューズ”たちがその精神を体現し、現代では強い個性を持った新しい世代へと受け継がれている。

　今回発表された「パンテール ドゥ カルティエ」は、ピンクゴールド、イエローゴールド、ステンレススティールによる洗練された4本。金褐色を帯びたプラムカラー、ゴールドカラー、ナイトブルー、ブラックのそれぞれ光沢あるダイアルが展開される。

それぞれのダイアルは対角線で交差し、光の流れを反転させ、虹色に輝くグラデーションを反射させる。メゾンのウォッチコレクションにおいて、もっとも「パンテール」の魅力を堪能することができる彩り豊かなプレシャスバージョンである。