チューダーはウォッチズ&ワンダーズで、ブランドを代表する「ブラックベイ」コレクションにS&Gモデル(スチール&ゴールド)モデルを追加した。31、36、39、41mmの豊富なモデル展開で、ダイアルはブラックとシルバーが用意されている。
刷新された「スチール&ゴールド」モデル
チューダーはウォッチズ&ワンダーズで、ブラックベイコレクションのS&G(スチール&ゴールド)モデルのラインナップを刷新した。ケース径は31、36、39、41mmの4種類がラインナップされており、ブラックとシルバーのダイアルカラーが採用された。
自動巻き、Cal.MT5201(31mm)、MT5400(36mm)、MT5602(39mm)、MT5601(41mm)。26石(Cal.MT5201)、27石(Cal.MT5400)、25石(Cal.MT5602、MT5601)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間(31mm)、約70時間(36、39、41mm)。SS×18KYG(直径31、36、39、41mm)。100m防水。31mm:56万3200円(税込み)、36mm:57万5300円(税込み)、39mm:58万7400円(税込み)、41mm:59万9500円(税込み)。
今回刷新されたブラックベイ S&Gのケースは、洗練された曲線を描き、ブラックベイが持つ美学が見事に反映されている。ポリッシュ仕上げを施したケース側面は緩やかに膨らみを帯び、リュウズは操作性を高めるために新しいデザインを取り入れている。また、これまでマットな質感を生み出すためにサテン仕上げを採用していた18Kイエローゴールドにはポリッシュ加工が施され、ブラックベイコレクションでは新しいアプローチを実現している。
他のブラックベイのモデルと同様に、ダイアルは1950年代のチューダー ダイバーズウォッチから着想を得たデザインだ。1969年のカタログに登場したモデルにみられた「スノーフレーク」と呼ばれる時針のデザインや、チューダーの初期ダイバーズウォッチを彷彿とさせるプロテクターが無いリュウズやケース形状と言った要素が散見される。
また本作では新しい5列リンクのブレスレットを採用し、ケース同様にステンレススティールと18Kイエローゴールドを組み合わせている。さらに、セルフサイズ調整を可能にする“T-fit”アジャスティングシステムを装備し、工具不要の簡単な操作で着用者自身が8mmの長さを5段階で調節することが可能だ。
加えてムーブメントはケースサイズに合わせて使い分けられている。すべてに共通するのは、ムーブメントメーカーのケニッシと開発を行った“マニュファクチュールキャリバー”を搭載していることである。
耐磁性を向上させるためヒゲゼンマイはシリコン製のものを使用し、スイス公認クロノメーター検定(C.O.S.C)の基準を凌駕する、チューダー独自の制度基準に合格した高い精度を誇る。パワーリザーブは小型のキャリバーMT5201で約50時間、それ以外は約70時間となっており、十二分な実用性を発揮するだろう。
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