【2022年 新作】レイモンド・ウェイルの「フリーランサー」にフルスケルトンタイプを追加

2022.05.13

レイモンド・ウェイルは、「フリーランサー」コレクションのフルスケルトンタイプに、大胆なオープンワークを施した新モデル「2785 TIR 05500」を、今夏より発売する。

フリーランサー「2785 TIR 05500」

レイモンド・ウェイル フリーランサー

ダイアルは、アクティブな印象のフォントを用いた9 個のアラビアインデックスの外側に沿ってくり抜かれ、スケルトン仕様を最大限に際立たせている。この大胆なオープンワークからは、地板と受けに施されたペルラージュ装飾の美しい仕上げや、精巧に組み立てられたテンプ、歯車、ゼンマイなどの動きを眺めることができる。
自動巻き(Cal.RW1212)。38石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径42mm、厚さ10.6mm)。100m防水。44万円(税込み)。

 グレーPVD 加工を施したSSケースにブラックカーフストラップを組み合わせるなど、ブラック × グレーのカラーリングで洗練された雰囲気を演出。アラビア数字とバーを組み合わせて表示したアワーマーカーと、ブルーで彩ったフランジにより、視認性を高めるとともに、エネルギッシュでスポーティなアクセントを加えている。ストラップ部分にはブルーのステッチを施し、全体のトーンをまとめスタイリッシュに仕上げられた。

アンスラサイト色のスケルトンムーブメント

レイモンド・ウェイル フリーランサー

 アンスラサイトはフランスの伝統色で、ブラックに近いダークグレーのような色合いを指す。アンスラサイトを実現するには 繊細な色付けの作業を要すると言われている。このカラーリングをムーブメントに施すため、NAC 仕上げと呼ばれるプラチナ合金を用いたコーティング技術を採用した。これは高級時計メゾン御用達のスイスの表面加工プロバイダー STS Saulcy Traitement de Surface 社が、3 年の開発期間を経て、2017 年に完成させたテクノロジーだ。

レイモンド・ウェイル フリーランサー

インハウスムーブメント“ RW 1212 ” を搭載

 本モデルに搭載しているムーブメントは、レイモンド・ウェイルの開発チームがムーブメント・メーカーのセリタ社の協力を得て、18 ヶ月の歳月を費やし2017 年に完成した。通常は12 時位置にあるバランスホイールを、真逆の6 時位置に配している。機械式時計の精密で美しい動きが文字盤側から眺められるよう、パーツ設計や重さを繰り返し調整してスケルトン化した。キャリバー名の「 RW 1212 」とは、レイモンド・ウェイル本社所在地ジュネーブ州グラン・ランシーの郵便番号に由来する。



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