1988年以来、ミッレミリア(1000 Miglia)の公式パートナー兼タイムキーパーを務めるショパールは、今年もミッレミリアの名を冠したクロノグラフの限定モデルを発表した。「ミッレ ミリア GTS」コレクションのデザインを基調とした2種類の新作は、一方がオールステンレススティール製1000本限定モデル、もう一方が、リュウズ、プッシュボタン、ベゼルに18Kエシカルローズゴールドを採用した250本限定モデルとなる。新たなヴィンテージカラーをまとうクロノグラフ「ミッレ ミリア 2022 レース エディション」。ショパールを象徴するウォッチコレクションがグレーとブルーをまとい、世界中で最も名高い公道レースへオマージュを捧げる。
44mm径の18Kエシカルローズゴールド&ステンレススティール製、あるいはオールステンレススティール製で展開するこのクロノメーター認定クロノグラフは、ショパールがスポーツウォッチコレクションのアイデンティティとして挙げる全てのコードを採用。マスキュリンエレガンス、高精度な機構、ウォッチメイキングにおけるパフォーマンス、レーシングエルゴノミクスなど、美しい操作を追求するために考え抜かれたタイムピースである。
伝説のカーレース「ミッレミリア」を称えるコレクション
レースと同じスピリットを掲げる「ミッレ ミリア 2022 レース エディション」は、過去のコレクションとは異なる様々なディテールを備える。特に、シルバーグレーの文字盤は繊細なサーキュラーサテン仕上げが施され、針、インデックス、ベゼルのインレイには鮮烈なブルーが採用されている。
視認性に優れた美しい文字盤
自動巻き。25石。2万8800振動/時。COSC認定クロノメーター。パワーリザーブ約48時間。SS(直径44mm、厚さ13.79mm)。100m防水。世界限定1000本。99万円(税込み)。
これまでに発表された「ミッレ ミリア」コレクションの全モデル同様に、今回の新作においても、デザインのベースとなっているのはマスキュリンエレガンスのコードの継承、そして全ての分野に共通する洗練美、優れたメカニックへの飽くなき情熱だ。このコンセプトを特徴づけるのが3つの技術的な柱であり、ひとつ目に挙げられるのは視認性の高さである。これはレースで使用されることを目的とした全てのウォッチに必須のクオリティで、公道を走るレースであればなおさらだ。視認性の高さはバトン型針のサイズにも表れており、鮮やかなブルーで縁取りされた針は大きく、ブルーのコントラストはインデックスの仕上げにも見ることができる。また、3時位置の日付表示にもこの視認性へのこだわりは反映され、透明なサファイアクリスタルの内面にルーペを配し、拡大表示させている。
ミッレ ミリア 2022 レース エディション
6時位置と12時位置にあるクロノグラフ積算計は、周囲のスネイル仕上げ、そして9時位置のスモールセコンドの目盛りと比べ余裕のある配置が特徴的。これらのカウンターは、中央の大きな秒針同様に「1000 Miglia」レースのカラーを受け継ぐべく、先端はレッドに仕上げられた 。
クロノメーター認定を得た高精度ムーブメント
ショパール「ミッレ ミリア 2022 レース エディション」Ref.168571-6004
自動巻き。25石。2万8800振動/時。COSC認定クロノメーター。パワーリザーブ約48時間。SS×18Kエシカルローズゴールド(直径44mm、厚さ13.79mm)。100m防水。世界限定250本。145万2000円(税込み)。
ミッレ ミリア 2022 レース エディションは、ブラウンカラーのカーフレザーにラバーライニングをあしらったストラップを採用。コレクションの誕生と同時に確立されたデザインコードに基づいて、ラバー表面には1960年代のダンロップタイヤと同じパターンが刻まれている。レザーにパンチング加工を施すことでライニングのブルーラバーが浮かび上がり、ヴィンテージレースの風格が漂う。
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