【2022年 新作】エベラール創業135周年を記念した「スカフォグラフ200」の限定モデルが登場

エベラールはブランド創業135周年を記念した、2本の特別な「スカフォグラフ200」を発表。エベラールを代表するダイバーズウォッチに、ブラックのDLCコーティングを施し、唯一無二のスタイルを持つスカフォグラフが誕生した。創業年にちなみ、135本限定で展開される。

ブラックをまとう135本のスカフォグラフ200

　1887年に誕生したエベラールは、今年で創業135周年となる。これを記念し、世界135本限定でスカフォグラフコレクションに加わる新モデル「スカフォグラフ200 DLC リミティッド・エディション」を発売する。

　60年以上の歴史を持つ、エベラールの代表作のひとつであるダイバーズウォッチであるスカフォグラフの原点は、1959年にまでさかのぼる。50年代初期、多くの人々は海に魅了された。大海への好奇心、深海への追求心、未知への探究心がダイバーズウォッチの需要を高め、その需要に応えるべく、エベラールはブランド初となる100mの防水性能を備えたダイバーズウォッチ「スカフォグラフ100」を1959年に発表した。

　プロ仕様の防水性能を備え、ヘリウムエスケープバルブを搭載した200m防水モデルの「スカフォグラフ200」も同年に完成させ、64年には性能を進化させた300m防水モデルの「スカフォグラフ300」を発表し、最終的には1000ｍにまで到達した。また60年代には、“ダイビングの父”と呼ばれる伝説のフリーダイバー、レイモンド・ブッチャーと彼の教え子で初の女性ダイバー、ルチアナ・シビコがスカフォグラフを愛用し、彼らの幾多の困難なミッションを完遂へと導くなど、ダイバーズウォッチ界の一角を担った。

　さらに2016年、スカフォグラフ300の復刻モデルが、高級時計部門で最も権威のある「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ（GPHG）のスポーツウォッチ部門で入賞したのである。

　このような数多くの伝説を絶えず記録し、挑戦と革新を続けるエベラールが創業135周年という重要な節目を迎えるにあたり、過去と現在のフュージョンを表現すべく、初期型の「スカフォグラフ200」を忠実に再現したのが、今回披露された限定モデルだ。

　特徴的なのはその外観で、ケースとブレスレット全体にDLCコーティングが施されている。オールブラックの現代的な外観に仕上げた1本だ。オリジナルと同様に日付表示はなく、視認性に優れた3針仕様である。200mの防水性能と、セラミックス製のベゼルインサートで、現代で通用するスペックを備えた。