カシオから「Speed and Intelligence」をコンセプトとしたエディフィスの新作「ソスペンシオーネ」ECB-2000が登場した。F1マシンのサスペンションから着想を得た特徴的なケース構造が目を引く。2022年8月12日に2モデルを発売する。
カーボンファイバー樹脂を外装に使用
カシオは、高い実用性と機能性を兼ね備えるエディフィスの新シリーズとして「ソスペンシオーネ」ECB-2000を発表した。エディフィスのシリーズの中で、最もモータースポーツの要素を多く取り入れたモデルである。
カーボンファイバー樹脂を外装に使用しエディフィス史上、最も強くモータースポーツコンセプトを表現した。
ソスペンシオーネという名称からも分かるように、本作のテーマはクルマのサスペンション。F1マシンなどに採用される「ダブルウィッシュボーン」と呼ばれる上下2本ずつ、計4本のアームで構成されるサスペンション方式がモチーフとなっており、ケースとバンドをつなぐラグを4本のアーム状にデザインしている。ストラップ部分はソフトウレタンを採用し、軽量なケースとも相まって装着性にも優れている点が特徴だ。
着目したいのはエディフィス初のカーボン強化樹脂ケースを採用し、デザインにおいても素材においてもモータースポーツスピリットを感じ取れる点である。ソーラー駆動。フル充電時からソーラー発電なしの状態での駆動時間:機能使用の場合約7ヶ月、パワーセービングの場合約18カ月。カーボン×SSケース(直径47.8mm、厚さ11.3mm)。10気圧防水。3万6300円(税込み )。
機能面ではBluetooth®︎によるスマートフォンアプリに接続することにより、自動時刻修正、ワールドタイム設定、一覧表示などレーシングチームが求める必要な機能を搭載している。さらにストップウォッチ計測時には、時計本体での200ラップメモリーに加え、アプリへのデータ転送も可能となっており、走行データの管理に役立つ。
また、アラームやタイマーの30分前からカウントダウンを小針で表示し、太陽や蛍光灯の光で駆動するタフソーラーや暗所での視認性を確保するスーパーイルミネーター(=高輝度なダブルLEDライト)なども搭載している。風防は傷がつきにくいサファイアガラスも採用し、メカニックにとって使い勝手の良い製品となっている。
ソーラー駆動。フル充電時からソーラー発電なしの状態での駆動時間:機能使用の場合約7ヶ月、パワーセービングの場合約18カ月。カーボン×SSケース(直径47.8mm、厚さ10.08mm)。10気圧防水。3万3000円(税込み)。
ステンレスバージョンの「ECB-2000YD-1AJF」のケースは前述モデルと同じくカーボンとステンレススティールであるが、カラーリングの違いで印象は随分変わって見える。メカニックのハードな使用を支える耐久性と装着性をこちらも両立させた実用的なモデルだ。
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