世界初の温度センサー搭載ウォッチ、シチズン「サーモセンサー」が復活

シチズンより、1982年に発売された温度センサー搭載ウォッチ、「サーモセンサー」の復刻モデルが発表された。今作は、温度計測の他にクロノグラフやデュアルタイム、アラームや時報等の多機能を備えた、コンビネーションウォッチである。スタンダードモデル2種の他、セレクトショップとのコラボレーションモデル6種が用意されている。

1982年にシチズンが開発した、多機能コンビネーションウォッチ

　シチズンは、「シチズンコレクション レコードレーベル」に新たなラインナップを追加した。これまで、「クリスタルセブン」や「ツノクロノ」といった、ブランドを代表するヘリテージモデルを復刻してきた同レーベル。今回発表された「サーモセンサー」も、同社が1982年に発表した、世界初の温度センサー搭載腕時計の機能とデザインを踏襲したものだ。

　バリエーションは全部で8種類。レギュラーモデルであるスタンダードが2種類の他、セレクトショップとのコラボレーションモデル6種が用意されている。オリジナルにならった配色のモデルから、個性の際立ったモデルまで、幅広いラインナップから好みの1本を選ぶことができることも魅力のひとつだ。

　主な機能は、温度計測の他にクロノグラフやデュアルタイム、アラームや時報を備えており、アナログとデジタルの表示によって、現在のモードを一目で確認することができる。基本的にはA1のサブダイアルが現在時刻を示し、A2のサブダイアルがモード毎に秒針やアラーム設定時刻、積算計等の役割を果たす。

　2099年12月31日まで自動で対応するパーペチュアルカレンダーを搭載するため、煩わしい日付調整が不要な点もポイントだ。暗所で役立つライト点灯機能や、電池寿命切れの予告機能も備える。

　装着されているステンレススティール製のブレスレットは、フリーアジャストタイプのため、手首の太さに合わせて簡単に細かく調整できる。小ぶりなケースサイズと併せて、男女問わず着用しやすいモデルと言えるだろう。