ブルガリは、ハイパーリアリズムアーティスト空山基氏とのコラボレーションモデル、「ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル」を発表した。2020年に復活した「ブルガリ アルミニウム」をベースに、空山氏のノスタルジックかつメカニカルな世界観を反映したモデルだ。世界限定1000本で展開される。
メタリックなディティールがフェティシズムを刺激する、空山流の限定モデル
ブルガリは、アイコニックなスポーツウォッチ「ブルガリ アルミニウム」をベースとした、ハイパーリアリズムアーティスト空山基氏とのコラボレーションモデルを発表した。
ハイパーリアリズムアーティスト空山基氏とのコラボレーションによって誕生した「ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル」。氏の作品に通ずるメカニカルなデザインが魅力だ。自動巻き(Cal.B77)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。アルミニウム×Ti(直径40mm)。100m防水。世界限定1000本。40万7000円(税込み)。
ブルガリ アルミニウムは、1998年に第1世代が誕生し、アルミニウムとラバーを外装に用いた革新的なデザインによって、ブランドを代表するモデルのひとつとして認知された意欲作である。2020年には第2世代モデルとして復活し、素材の耐久性向上や自動巻きムーブメントの搭載等、着実なアップデートがファンの心を掴んだ。
「ブルガリ アルミニウム 空山基 限定モデル」は、第2世代のモデルをベースとして、空山氏ならではのデザインをふんだんに盛り込んでいる。氏の作品は、1930~40年代の古典主義への憧憬や、航空と自動車の分野における著しい機械的進歩が反映されており、代表作であるメタリックな女性型ロボット「セクシーロボット」や、ソニー製ロボット犬「AIBO」のデザインに、その特徴を見ることができる。
今作の最大の特徴は、ダイアル一面に施されたペルラージュ装飾だろう。通常、ムーブメントの地板等のあまり目立たない箇所に施されることの多いペルラージュだが、今作では敢えて一番目につくダイアルに施している。これは、1927年にチャールズ・リンドバーグ氏が、ノンストップでの大西洋横断単独飛行に成功したスピリット・オブ・セントルイス号のスピン仕上げに着想を得たものである。
インデックスはバータイプをメインに、2時位置のみアラビア数字となっている。これは、昭和22年2月22日生まれである空山氏のラッキーナンバーだ。更に、6時位置には“SORAYAMA”のスタイリッシュなロゴが配されており、「ブルガリ アルミニウム」のモダンなデザインに見事に調和している。
ムーブメントは、機械式自動巻きのキャリバーBVL192。ラバーとアルミニウム製リンクによって構成されたストラップが装着されており、第1世代から変わらないスポーティなデザインに仕上がっている。より耐腐食性を求められるケースバックとリューズは、DLCコーティングを施したチタンが採用されている。世界限定1000本が販売され、専用のアルミニウム製ケースが付属する。
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