ブルガリ「オクト」コレクションの発売10周年を記念した、2本のローズゴールドケースモデル

ブルガリは、オクトコレクションの発売10周年を記念し、2つの新作、「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT」と「オクト フィニッシモ オートマチック」の18Kローズゴールドケースモデルを発表した。いずれもブラウンラッカーダイアルが採用されている。

ブルガリのアイコニックピース生誕10周年を記念する、エレガントな新作

オクトコレクションの発売10周年を記念し、ブルガリより2種類の新作が発表された。ひとつは「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT」の18Kローズゴールドケースモデル、もうひとつは「オクト フィニッシモ オートマチック」の18Kローズゴールドケースモデルである。いずれもブラウンラッカーダイアルが組み合わされており、落ち着いた色合いに仕上がっている。

　2019年に発表された「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT」は、厚さわずか3.3mmという世界最薄記録を樹立した、自動巻きGMTクロノグラフムーブメントを搭載したモデルだ。第2時間帯は、3時位置のインダイアルに表示されている。

　今作が薄型化を実現できたのは、ペリフェラルローターによる自動巻き機構に加え、このようにインダイアルを活用し、同軸に重なる針を少なくできたことが大きい。クロノグラフの発停リセットに使用するプッシュボタンと、第2時間帯表示を調整するためのプッシュボタンは、「オクト」特有の8角形ケースのデザインに溶け込み、エレガントにまとめられている。防水性能は100mを備え、さまざまなシーンで使える汎用性の高さも魅力だ。

「オクト フィニッシモ オートマチック」は、コレクションの中でもオーソドックスな時刻表示に特化したモデルだ。アラビア数字とバータイプのシンプルなインデックスに、肉抜きされたドーフィン針が組み合わされており、7時30分位置のスモールセコンドが個性を発揮している。

　今回発表された、18Kローズゴールドケースモデルには、マイクロローター式自動巻きムーブメント、キャリバーBVL138が搭載されている。薄型ながら、約60時間ものパワーリザーブを誇り、高い実用性を備えている。ケースと同じ、18Kローズゴールド製のブレスレットが装着されている。