オーデマ ピゲは、初めてケース素材にブラックセラミックを採用した、ケース径41mmの「ロイヤル オーク クロノグラフ」を発売する。今作は「ロイヤル オーク」の50周年を記念したモデルで、コレクションの最新のダイアルデザインをアピールするとともに、“50周年”の記念ローターを使用している。
自動巻き(cal.4401)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。ブラックセラミック(直径41mm)。5気圧防水。885万5000円(税込み)。
ブラックセラミックの「ロイヤル オーク クロノグラフ」41mm
引き続き入手困難な状況が続いているロイヤル オーク。最新作の「ロイヤル オーク クロノグラフ / 41mm」はブラックセラミックのケースを採用し、ダイアルにピンクゴールドをアクセントとして組み合わせている。
独特な光沢感を持った美しさを醸し出すセラミックは、同時に加工が非常に難しい素材でもある。複雑な製造プロセスが必要であり、オーデマ ピゲの職人達は手作業による仕上げ技術を駆使している。その組成は酸化ジルコンパウダーに特殊なバインダーを加えるものだが、セラミックの正確な組成は企業秘密である。素材は約1400°Cで焼結された後に、全体が均一に仕上がった最終的なカラーが現れる。
ブラックセラミックはコンテンポラリーなイメージを見る人に感じさせる素材だが、オーデマ ピゲ伝統のクラフツマンシップから生まれたものである。ひとつひとつの部品はまずプレポリッシュ、プレサテンブラッシュで準備が成される。それから手作業でポリッシュ面取り、オーデマ ピゲのトレードマークでもあるサテンブラッシュとポリッシュを組み合わせながら仕上げていく。
こうして仕上げられた素材は非常に耐久性が高く、傷がつきにくく、光を美しく反射する。ブラックダイアルにはグランドタペストリー模様が並び、ピンクゴールドカラーのカウンターがカラーコントラストを演出。このピンクゴールドカラーは、アプライドアワーマーカー、ロイヤル オーク針、そしてオーデマ ピゲのシグネチャーロゴにも施されている。
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