ブラックセラミックを初めてケースに採用したオーデマ ピゲ「ロイヤル オーク クロノグラフ」 41mm

2022.09.12

オーデマ ピゲは、初めてケース素材にブラックセラミックを採用した、ケース径41mmの「ロイヤル オーク クロノグラフ」を発売する。今作は「ロイヤル オーク」の50周年を記念したモデルで、コレクションの最新のダイアルデザインをアピールするとともに、“50周年”の記念ローターを使用している。

ロイヤル オーク クロノグラフ / 41 ミリ
自動巻き(cal.4401)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。ブラックセラミック(直径41mm)。5気圧防水。885万5000円(税込み)。


ブラックセラミックの「ロイヤル オーク クロノグラフ」41mm

  • ロイヤル オーク クロノグラフ / 41 ミリ

    12時のAPロゴはプリントからゴールドの立体的なシグネチャーロゴに変更された
  • ロイヤル オーク クロノグラフ / 41 ミリ

    センター針のカウンターウェイトは細長い台形のオープンワークという新しいスタイル
  • ロイヤル オーク クロノグラフ / 41 ミリ

    黒いグランドタペストリー文字盤は18KPGのカウンターの効果でコントラストが際立つ
  • ロイヤル オーク クロノグラフ / 41 ミリ

    ブレスレットのコマにリンクを固定するピンは内部に固定され見えなくなっている
  • ロイヤル オーク クロノグラフ / 41 ミリ

    スモールセコンドの表示をやや大きくして3 つのカウンターが同じサイズになり視認性が向上
  • ロイヤル オーク クロノグラフ / 41 ミリ

    クロノグラフのスタート・ストップ時に秒針はブレずプッシャーの押し加減も滑らかだ
  • ロイヤル オーク クロノグラフ / 41 ミリ

    50 周年のロゴとAPシグネチャーを刻印した22K ゴールドのオープンワークローター
/


 引き続き入手困難な状況が続いているロイヤル オーク。最新作の「ロイヤル オーク クロノグラフ / 41mm」はブラックセラミックのケースを採用し、ダイアルにピンクゴールドをアクセントとして組み合わせている。

 独特な光沢感を持った美しさを醸し出すセラミックは、同時に加工が非常に難しい素材でもある。複雑な製造プロセスが必要であり、オーデマ ピゲの職人達は手作業による仕上げ技術を駆使している。その組成は酸化ジルコンパウダーに特殊なバインダーを加えるものだが、セラミックの正確な組成は企業秘密である。素材は約1400°Cで焼結された後に、全体が均一に仕上がった最終的なカラーが現れる。

 ブラックセラミックはコンテンポラリーなイメージを見る人に感じさせる素材だが、オーデマ ピゲ伝統のクラフツマンシップから生まれたものである。ひとつひとつの部品はまずプレポリッシュ、プレサテンブラッシュで準備が成される。それから手作業でポリッシュ面取り、オーデマ ピゲのトレードマークでもあるサテンブラッシュとポリッシュを組み合わせながら仕上げていく。

 こうして仕上げられた素材は非常に耐久性が高く、傷がつきにくく、光を美しく反射する。ブラックダイアルにはグランドタペストリー模様が並び、ピンクゴールドカラーのカウンターがカラーコントラストを演出。このピンクゴールドカラーは、アプライドアワーマーカー、ロイヤル オーク針、そしてオーデマ ピゲのシグネチャーロゴにも施されている。


Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


人気沸騰!オーデマ ピゲの名作「ロイヤル オーク オフショア」の魅力を探る

https://www.webchronos.net/features/62242/
オーデマ ピゲ 受け継がれる技術資産と進化「ロイヤル オーク オフショア」編


https://www.webchronos.net/features/72510/
2022年 オーデマ ピゲの新作時計まとめ

https://www.webchronos.net/features/78101/