オリエントスターの「メカニカルムーンフェイズ」は高性能の自社ムーブメントと独創的なデザインが特徴だ。今回、新たなカラーダイアルを採用したモデル2種類が登場。オリエントスターのデザインコードを受け継ぎつつ、日本の自然と共に流れる風流な時間を想起させる時計をテーマに掲げる。
風雅を感じさせるダイアルが魅力の「メカニカルムーンフェイズ」最新作
オリエントスターのアイコンである12時位置のパワーリザーブ、機械式ムーブメントの一部がダイアルから見える9時位置のオープンワーク、6時位置のムーンフェイズ機構などの設計が独創的であることで高く評価され、愛好家の中でも人気を博している「メカニカルムーンフェイズ」。
左は春の「新緑」をイメージした青緑色の文字盤、右は秋の「晩秋」をイメージしグレーに近い色調。交換用のメタルブレスレットがそれぞれ付属する。自動巻き(Cal.F7M65)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径41mm、厚さ13.8mm)。5気圧防水。(左)オリエントスター公式オンラインストア限定モデル、(右)国内限定350本。各21万4500円(税込み)。2022年10月20日発売予定。
2021年のオリエントスター70周年に発表されたのはオープンワークを配さないムーンフェイズだった。これは、ファンの要望に応えてローマ数字やレイルウェイ目盛り、リーフ針などクラシカルな要素をデザインの中に組み込んだ日本限定モデルである。今回、同じく9時位置のオープンワークを持たないムーンフェイズの2機種が新作として発表された。
秋田県にある田沢湖の水面に映る月をイメージしたカラーダイアルに着目したい。白蝶貝にグレーのグラデーション塗装が施されたモデルと、グリーンのグラデーションを施されたモデル(こちらはオリエントスター公式オンラインストア限定モデル)の2種があり、いずれのダイアルディティールも凝っている。
近くで見ることにより、さらに奥行を感じられるデザインだ。また、ローマンインデックスは柔らかな立体感を見せ、丹念に仕上げられた針先は繊細でありながら力強さもある。
これらは無反射コーティングを施した両球面サファイアクリスタルのガラスを通じて、より鮮明に鑑賞することができる。いずれのモデルにも本ワニ皮革バンドと別にメタルバンドが付属し、気分に応じて付け替えることが可能だ。また裏蓋はシースルーバックになっており、キャリバーF7M65の仕上げと動きを観賞することができる。
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