エベラールは、福岡の老舗、小林時計店の創業90周年を記念した新作「クロノ 4 21-42 小林時計店 限定モデル」を発表した。一列に並んだ4つのインダイアルが特徴的なクロノグラフ、「クロノ4 21-42」をベースとしている。
クロノグラフの名門が送り出す、さりげない特別感が魅力の限定モデル
エベラールより、福岡の老舗時計店である小林時計店の創業90周年を記念した限定モデルが発表された。
創業90周年を迎える小林時計店のために、エベラールがわずか10本のみ制作する「クロノ 4 21-42 小林時計店 限定モデル」。レギュラーモデルには用意されていない、ソレイユ仕上げのホワイトダイアルと、ブラックセラミックベゼルの組み合わせが魅力だ。自動巻き(Cal.EB 251 121/2)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径42mm、厚さ13.3mm)。50m防水。小林時計店限定10本。124万8500円(税込み)。
1932年、当時の小倉駅近くの室町にて創業した小林時計店は、“お客様を第一に考え、お客様に最大限の満足をいただけるよう努める”を企業理念に、約1世紀もの間、多くの人々に愛されてきた。1958年からは、現在の魚町銀天街に移転しており、現在ではその商店街に本店と魚町店、大分県大分市に大分店を構えている。
魚町店は2022年8月にオープンした新店舗であり、2階には福岡県エリア初となるエベラールのインショップを設置している。
今回発表された限定モデルは、エベラールを代表する傑作クロノグラフ、「クロノ4 21-42」をベースとしている。4つのインダイアルが並ぶユニークなレイアウトは、計測時間をより論理的かつ自然に読み取ることを目的に、同社が2001年に腕時計史上初めて実現したものだ。
インダイアルは9時側から3時側に向かって、30分積算計、12時間積算計、24時間表示、スモールセコンド。今作では、レギュラーモデルには存在しない、ソレイユ仕上げのホワイトダイアルと、タキメーターが刻印されたブラックのセラミックベゼルの組み合わせを採用している。ベルトはステンレススチール製ブレスレットが装着され、オプションでラバーストラップの取り付けも可能だ。ケースバックには“KOBAYASHI J&W 90TH”の文字が刻まれている。
搭載するムーブメント、キャリバーEB 251 121/2は、ETAのキャリバーETA2894-2をベースとして、エベラールが改造を施したものだ。ダイアル側からベースムーブメントの面影が感じられない程に手が加えられており、クロノグラフの名門として知られるエベラールの矜持が見て取れる。
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