オクタゴンベゼルを備えるオーデマ ピゲのアイコンコレクション「ロイヤル オーク」のパーペチュアルカレンダーモデルに、エレガントなパープルダイアルが目を引くニューフェイスが登場した。永久カレンダーを搭載し、ベゼルにバケットダイヤをあしらったオートオルロジュリーを体現する本作は、オーデマ ピゲ ブティックでのみ販売される。なお、現在もロイヤル オークコレクションは入手が困難な状況が続いている。
自動巻き(cal.5134)。38石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KWG(直径41mm、厚さ9.5mm)。2気圧防水。価格要問合せ。
パープルダイアル&ダイヤベゼルが永久カレンダーを称える、新生ロイヤル オーク
「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」の初出は2015年のこと。新設計の薄型ムーブメント、キャリバー5134とともに登場した、ロイヤル オークのコンプリケーションモデルだ。ケース径は従来の39mmから41mmにサイズアップされており、これまでにもいくつかのカラーリングが登場している。
今回披露された新作は、ロイヤル オークのシンボリックなギヨシェ文字盤「グランドタペストリー」が光沢のあるパープルのニューカラーに彩られており、サテンブラッシュとポリッシュ面取りでメリハリが付けられた18Kホワイトゴールドケースと上品に響き合っている。
また、オクタゴンベゼルには32個ものバケットダイヤ(約2.85カラット)が六角形ビスを跨ぎながらセットされており、ジュエリーウォッチのような絢爛さも見せている。
腕時計におけるカレンダー機能はもはや一般的なものとなったが、その最高峰に位置する機能がこの永久カレンダーとも呼ばれる「パーペチュアルカレンダー」だ。正しく時計を巻き上げ続けると2100年まで修正が不要なカレンダー機能で、ブランド創設当時からカレンダーウォッチに注力してきたオーデマ ピゲにとっては非常にアイコニックな機能となる。
このパーペチュアルカレンダーモデルでは盤面全体がカレンダー機能となっており、3つのサブダイアルで月、日付、曜日、閏年を表示。センターセコンドとダイアル外周部で週表示を行う。
また、パーペチュアルカレンダーを備える本機は、同時に精密なムーンフェイズウォッチでもある。6時位置に配された月相表示機能は「アストロノミカルムーン」と呼ばれ、こちらも122年と46日間調整の必要がない非常に精密な機構となっている。
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