ショパールの新ブティックがニューヨーク5番街にオープン、記念にコレクション初の18KYG「アルパイン イーグル」を発表

ショパールは、アメリカ・ニューヨークの5番街に建つ「クラウンビル」内に、新たな旗艦店をオープンした。このブティックでは、オープン記念モデルである「L.U.C クアトロ スピリット 25 フィフス アベニュー エディション」も限定販売する。

ニューヨーク5番街にオープンしたショパールの新ブティック

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  ©Nina Choi
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　ショパールは、ニューヨーク5番街、アメリカンラグジュアリーの中心地として名高いクラウンビルに新たな旗艦店をオープンした。このブティックは、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ミラノにある旗艦店と同様に、ファミリーメゾンとしてのエスプリを体現しながら、街の個性を特徴付ける美的側面からインスピレーションを得た、独自のアイデンティティを持つ拠点としての役割を担っている。

　歴史的価値の高いクラウンビルのアールデコ・スタイルを踏襲し、マンハッタンのタウンハウスのエレガントなデザインを取り入れた新たなブティックとなっている。

自然光があふれる広々とした1階部分は、ダークグレーとホワイトのストライプで組まれた「フィオール・ディ・ボスコ」のイタリア産大理石の床と、まるで宙に浮いているかのようにデザインされたヴェニーニのムラーノ・グラスで作られたマグノリア（木蓮）リーフの印象的な装飾が施された高い天井が特徴だ。壁面の4ヵ所のオープニング部にも、ムラーノ・ガラス製マグノリアリーフのカスケードが据えられ、カラーバリエーションにより四季の移ろいを表現している。

　マグノリアリーフのモチーフは、ブティックの近くにあるセントラルパークのマグノリアの木と、ショパールの自然への取り組みを反映している。エントランスを大きく取り囲むアーチ型のフレームと呼応する真鍮のディテールが、ベルベットで覆われたクルミ材の特注家具を飾る。壁面には現代アートの絵画が設置されており、定期的に作品を変えることでブティック内の雰囲気を一新させる。

　上階に「アマン ニューヨーク」ホテルが入居するクラウンビルは、夜になると建物の尖塔部が王冠（クラウン）のようなイルミネーションで輝くことからその名が付けられ、同じくニューヨークにある世界最大の鉄道駅であるグランドセントラル駅を手掛けた建築家ウォーレン＆ウェットモアによって設計された。

エシカルイエローゴールド製の「アルパイン イーグル」

　ショパールの“ラグジュアリースポーツウォッチ”コレクションである「アルパイン イーグル」。イエローゴールドの採用は、同コレクションでは今回が初めてだ。

　アルプスを飛翔するイーグル（鷲）の虹彩を想起させる、放射状のテクスチャー加工が施された“ゴールデンピーク”カラーの文字盤が特徴である。ゴールデンピークとは、モンブラン山塊のスイス側に位置する、標高3,517mの岩山の頂の名前。金色に輝く岩肌にちなんで、19世紀の雪氷学（氷河学）者であるジェームズ・デイビッド・フォーブスによって名付けられたものだ。

　ケース内部では、クロノメーター認定を取得した高精度なムーブメント「Chopard 01.01-C」が時を刻む。ゴールドの製錬、ムーブメントの組み立て、ケースと一体型ブレスレットの加工に至るまで、このタイムピースの製造に関わるすべての工程は、メゾンのマニュファクチュールで作業に従事するアルチザンによって行われている。

「アルパイン イーグル」のシースルーケースバックからは、その心臓部である自動巻きムーブメント「Chopard 01.01-C」の精緻な動きを鑑賞することができる。このムーブメントは、ショパール共同社長のカール‐フリードリッヒ・ショイフレが提唱する精度認定の取り組みに沿って、自社の工房で生産されており、COSC（スイス公認クロノメーター検定局）の認定を取得。文字盤に記された「CHRONOMETER」の転写文字は、ムーブメントの高い精度と卓越性を保証しまいる。

ジャンピングアワー機能を搭載した「L.U.C クアトロ スピリット 25 フィフス アベニュー エディション」

　ショパールのニューヨークブティックのオープンを記念して、ジャンピングアワーを搭載するタイムピースのスペシャルモデル「L.U.C クアトロ スピリット 25 フィフス アベニュー エディション」が発表された。18Kエシカルローズゴールド製のケースに収納されたムーブメント「L.U.C 98.06-L」には、独自の技術であるショパール・クアトロ・テクノロジーに基づく4つの香箱が装備され、ジャンピングアワー搭載ウォッチとしては異例ともいえる最長8日間のパワーリザーブを実現している。

　グラン・フー・エナメルの文字盤には、ショパールマニュファクチュールのエナメル職人が、ポップアートにインスピレーションを得たデザインで、ニューヨークのアイコンである自由の女神像のモチーフに再解釈を施した。このユニークピースは、ムーブメントから文字盤に至るまでのすべての製作工程が自社内で行われ、マニュファクチュールの熟練職人の芸術的な専門技術を駆使し、誉れ高いジュネーブ・シールの品質保証によって裏打ちされた極めて高度なレベルの仕上げが施されている。