ブランパンから贈られる「メンターシェフアワード」、2023年は「瓢亭」髙橋英一氏と「神楽坂 石かわ」石川秀樹氏が受賞

ブランパンは「ミシュランガイド」とのパートナーシップの一環として、「ミシュランガイド京都・大阪2023」「ミシュランガイド東京 2023」から、ふたりの料理人に「メンターシェフアワード」を贈呈した。「ミシュランガイド京都・大阪2023」で受賞したのは「瓢亭」髙橋英一氏。「ミシュランガイド東京 2023」で受賞したのは「神楽坂 石かわ」石川秀樹氏だ。

ブランパンが贈る「メンターシェフアワード」

　ミシュランガイドとのパートナーシップの一環として、ブランパンが贈る「メンターシェフアワード」がある。「ミシュランガイド京都・大阪2023」「ミシュランガイド東京 2023」にて、ブランパンは自身の仕事やキャリアが手本となる料理人にこの賞を授与した。

　メンターシェフアワードは、後進の育成に力を注ぎ、指導者として熱意をもって助言し、レストラン業界の発展に貢献する料理人・シェフを称える賞なのである。

京都・大阪の受賞者は「瓢亭」の髙橋英一氏

　京都・大阪では初となるメンターシェフアワードは、「瓢亭」の髙橋英一氏に贈られた。高橋氏は、日本料理、京料理の伝統と文化を後世に伝えることに尽力し、日本料理の発展に貢献する姿は料理人の模範となっている。

　また「瓢亭/Hyotei」は、初年度から継続して14年連続で三つ星の評価となった。

東京の受賞者は「神楽坂 石かわ」の石川秀樹氏

　東京の受賞者は、「神楽坂 石かわ」の石川秀樹氏だ。石川氏は若い料理人を育成し、料理長として活躍する機会を創出してきた。それぞれのレストランに料理長の独創性が打ち出されている。

　石かわグループの店舗はミシュランガイドに6軒が掲載され、石川氏は各店舗を束ねている。また、食と自然環境の持続性にも目を向け、スタッフ全員で稲作の体験事業に毎年参加し、食と風土の繋がりも大切にする姿勢を後進に伝えている。

副賞はウォールクロック

　受賞者への副賞として「フィフティ ファゾムス」のウォールクロックが贈られた。ブランパンは、30年以上にわたり美食の世界と関わり合うマニュファクチュールとして、優れたシェフや料理人たちが働く厨房で時を刻み、彼らの料理作りに寄り添えることを光栄に思っている。

「ミシュランガイド京都・大阪2023」

　すでに発売されている「ミシュランガイド京都・大阪2023」は、京都19軒、大阪22軒の新規掲載店を含む、京都196軒、大阪193軒、合計の389軒の厳選した飲食店・レストランが紹介されている。

　三つ星は、そのために旅行する価値のある卓越した料理として9店舗、二つ星は遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理として29店舗、一つ星は近くに訪れたら行く価値のある優れた料理として新規掲載の飲食店・レストラン11店舗を含む154店舗が紹介された。

　また、価格以上の満足感が得られる料理（ビブグルマン）は、新規掲載店29店舗を含む197店が紹介されている。

「ミシュランガイド東京2023」

「ミシュランガイド東京2023」は、今年も世界で一番多くの星が輝く都市となり、食の都、東京の健在を証明した。55軒の新規掲載店を含む計422軒の厳選したお勧めの飲食店・レストランが紹介されている。

　三つ星は、そのために旅行する価値のある卓越した料理として12店舗、二つ星は遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理として39店舗、一つ星は近くに訪れたら行く価値のある優れた料理として新規掲載の飲食店・レストラン16店舗を含む149店舗が紹介された。

　また、価格以上の満足感が得られる料理（ビブグルマン）は、新規掲載店38店舗を含む222店が紹介されている。