ショパールは、中国暦の干支に着想を得たモチーフを文字盤に装飾した新作ウォッチを毎年発表している。世界限定88 本の希少性はコレクターが待望するタイムピースであり、今年は「L.U.C XP 漆 卯年」がコレクションに加わった。皇室御用達である山田平安堂の漆職人が、漆、金粉、螺鈿細工を施こした文字盤には、慎重で俊敏、そして月と深い関わりを持つウサギが際立たっている。65時間のパワーリザーブを誇る自社製ムーブメント「L.U.C 96.17-L」は、ショパール マニュファクチュールの熟練職人が持つ時計製造技術を証明する出来栄えだ。
ショパール L.U.C XP 漆 卯年
長寿、平和、繁栄を告げるうさぎ
自動巻き(Cal.L.U.C 96.17-L)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18Kエシカルローズゴールド(直径39.5mm、厚さ6.8mm)。30m防水。世界限定88本。359万7000円(税込み)。
文字盤の製造工程
熟練の漆漆職人は、満月の下で戯れるグレーと赤毛の2匹のウサギを文字盤に描いた。その背景には、アジア原産の香りのよい低木であるチャイナオリーブの木が点在し、それは成功と成就の象徴としてウサギとしばしば組み合わされる。デザインはウサギに欠かせないシンボリックなエレメントを集めることで、その力強さ、知性、活力をイメージさせている。2匹の鋭い目つきとピンと立った耳は、ウサギが常に警戒心を抱いている様を表しているようだ 。
超薄型モデルL.U.C XPをベース
コレクターが常に待ち望むこの作品の特徴は、88本の限定生産、エシカルゴールド製の超薄型L.U.C XPケース、マイクロローターを採用した超薄型自動巻きキャリバー「L.U.C 96.17-L」だ。そして文字盤は、蒔絵技法に特化し、世界に名を馳せる金沢の熟練職人によって日本で制作されています。各エディションのバリエーションは、ショパールがその年ごとに文字盤上で表現する干支と関連したモチーフを採用している。
厚さ3.30mmの自社製ムーブメント「L.U.C 96.17-L」
ケース製造に使用される18Kローズゴールドは、倫理あるサプライチェーンから調達されている。それは2018年7月からショパールがメゾンのすべてのウォッチとジュエリー生産に適用している責任ある企業としてのコミットメントに適うものとなっている。
漆職人の小泉三教氏
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