レイモンド・ウェイルより、新作「フリーランサー GMT」が発表された。今作は、昨年末に登場した「フリーランサー GMT ワールドタイマー」をベースとしたGMTウォッチである。空が濃い青色に染まる日の出前と日没後の時間帯である、“ブルーアワー”にインスピレーションを受けたデザインを与えられている。
ブルーのグラデーションダイアルが昼夜を示す、シンプルデザインのGMTウォッチ
レイモンド・ウェイルは、同社のフラッグシップコレクションである「フリーランサー」の最新作として、「フリーランサー GMT」を発表した。
「フリーランサー GMT ワールドタイマー」をベースに、ワールドタイマー機能を廃することでシンプルなデザインとなった「フリーランサー GMT」。ブルーのグラデーションダイアルは、“ブルーアワー”にインスピレーションを受けたものだ。自動巻き(Cal.RW3230)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ9.7mm)。10気圧防水。41万8000円(税込み)。2023年1月20日発売予定。
今作は、昨年末に発表された「フリーランサー GMT ワールドタイマー」をベースに、ワールドタイマー機能をオミットしたモデルである。機能性を重視したベースモデルに比べ、ダイアルのデザインがより洗練され、視認性も向上している。
今作のインスピレーションの源は、空が濃い青色に染まる日の出前と日没後の時間帯、“ブルーアワー”である。昼の12時に向かって明るく、夜中の24時に向かって暗くグラデーションする24時間表示のインナーベゼルは、先端の赤いGMT針と合わせて読み取ることで、第2時間帯を知ることができる。
GMTウォッチでは、昼夜を異なるカラーで表現するモデルが多いが、今作ではブルーを基調に濃淡をつけることで、落ち着いた印象にまとめ上げている。
今作にはふたつのリュウズが備えられている。2時位置のリューズは、主ゼンマイの巻上げや時刻調整を担い、4時位置のリューズはGMT針の調整に使用する。それぞれのリュウズトップには異なるマークが刻まれており、操作時にどちらのリューズを使うべきかがひと目で分かるように工夫されている。
ステンレススティール製のケースは、直径40.5mmと標準的なメンズサイズだ。厚さは9.7mmであり、自動巻きとしてはやや薄め。シャツの袖に引っ掛かりにくく、ビジネスシーンでも活躍することだろう。シースルーバックを採用しており、ムーブメントに施された装飾を楽しむことができる。
フォールディングクラスプが装着されたカーフストラップは、ラグ部を湾曲させることでケースとの隙間を埋め、全体に凝縮感を与えている。
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