グランドセイコーはスポーツコレクションの新作として、クロノグラフGMTムーブメントを搭載した新作を発表した。ブランドの象徴である獅子の威厳を表現しており、たてがみを彷彿とさせる型打ちのダイアルが特徴だ。発売は2023年3月10日を予定している。
得意の型打ちダイアルで表現する、獅子の威厳
グランドセイコーは1960年に誕生して以来、百獣の王と称される「獅子」をブランドのシンボルに用いてきた。「王」の象徴とされてきた獅子には、最高峰の腕時計を目指すブランドの意志が込められている。
その精神をデザインとして昇華し、高い実用性を両立するグランドセイコーならではのスポーツコレクションに、獅子の姿を屈強な外装で体現した初のレギュラーモデル「スポーツコレクション スプリングドライブ クロノグラフGMT」SBGC253が登場した。
自動巻きスプリングドライブ(Cal.9R86)。50石。パワーリザーブ約72時間。ブライトチタンケース(直径44.5mm、厚さ16.8mm)。20気圧防水。163万9000円(税込み)。2023年3月10日(金)発売予定。
コンセプトの通り、本作の外装は屈強そのもので、凛々しさと猛々しさを感じさせるつくりだ。 20気圧の防水性能を誇るケースの造形は、金属の塊のエッジを切り落としたような、大胆な形状のかん足が特徴。これは大きく張り出した獅子の爪から着想を得ており、ザラツ研磨による歪みのない平面とヘアラインの仕上げにより、屈強なシルエットが強調されている。
デザイン性だけでなく、ケースの重心を下げ安定感のある装着性を実現するためにも考慮されている。ケースとブレスレットの素材は、重量がステンレススチールと比較し約30%軽い、グランドセイコー独自のブライトチタンを採用することで、迫力のある外観ながら軽快な着け心地も両立している。
本作最大の特徴であるダイアルは、ライオンのたてがみを表現するため、専用の型打ちパターンが施されている。ダイアルのシャイニーホワイトカラーは、ライオンの気高い存在感と美しさをイメージしたものだ。またクロノグラフの積算針の先端部には赤の差し色が施され、立体的で幅が広いインデックス、時針をひときわ強調した針と併せて、あらゆる状況下でも優れた視認性を持たせるように考慮されている。
そして搭載するのは、グランドセイコー独自のスプリングドライブムーブメント、キャリバー9R86だ。平均月差±15 秒(日差±1秒相当)、約72時間のパワーリザーブを保持する高精度機である。12時間積算計のほかGMT機能も備えている。
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