オリエントからカジュアルに映える「レイヤードスケルトン」の新モデルが登場

オリエントスターは、コンテンポラリーコレクションの「レイヤードスケルトン」シリーズに加わる新モデル2種を発表した。ジャケットやシャツのテキスタイルから着想を得たダイアルが特徴で、新作はカジュアルな服装にも合わせやすい明るい色味が魅力だ。

カジュアルシャツをイメージした明るい色合い

　オリエントスターのコンテンポラリーコレクションで展開される「レイヤードスケルトン」シリーズは、スーツスタイルから着想を得てデザインされたユニークなモデルだ。

　その特徴は、テキスタイルをモチーフにした2枚のレイヤーが重なった独創的なダイアル。上部には交互の綾模様が美しいヘリンボーン柄を、下部にはペイズリー柄を配し、異なる素材感の対比がダイアルの存在感を引き立てている。オリエントスターのアイコニックな要素であるダイアルの開口部やパワーリザーブ表示を設け、機械式ムーブメントを見せるデザインも奥行感を演出し、時計のフェイスに華やかな印象を加える。

　そんなシリーズ最新作として登場したのは、ヘリンボーン柄のダイヤル上部とペイズリー柄の下部を彩る爽やかなブルーが特長のレギュラー1モデルと、テキスタイル模様を用いず、上部をシルバーグレー、下部をブルーに配色した世界限定1000本（うち国内300本）のモデルだ。

　レギュラーモデルはこれまでのダークカラーもしくはホワイトとは異なり、微妙に色調を変えたスモーキーなライトブルーがレイヤーを強調し、全体的に明るめの色味でまとめている。ビジネスシーンでもカジュアル化が進む中、自分らしい個性の表現に気を配る人に最適だろう。

　その一方で限定モデルには柄を一切配していないため、ブルー系からグレー系まで幅広いファッションに合わせやすいデザインとなっている。メタルブレスレットに加えてグレーのカーフレザーバンドも付属し、時計の表情を変えることも可能である。

　全体のテーマであるテキスタイルからの着想は、ケースのラグ形状にも表現されている。ラグは生地のドレープ感を思わせる緩やかなカーブを描き、丸みを帯びたサファイアクリスタル製風防も個性的なデザインを引き立てている。加えて5列のメタルブレスレットはピッチが短いため快適な装着感を与える。

　また本作が搭載するのは、約50時間のパワーリザーブを持つ自社製の自動巻きキャリバーF6F44。オリエントスターらしいアイコニックなのパワーリザーブ表示は12時位置に配置し、普段使いにおいても実用性を高めている。