オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」にブラック×ゴールドの新スタイルが仲間入り

2023.02.17

オーデマ ピゲは、直径43mmの「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」に、ブラックセラミックスと18Kイエローゴールドを組み合わせた新モデルを追加した。コレクションの30周年を記念する本作は、アイコニックなケースだけではなく、メガタペストリーダイアルやストラップまで、ブラック×ゴールドのバイカラーで統一されている。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ


バイカラーで強調するロイヤル オーク オフショアの力強さ

 オーデマ ピゲが今回披露したのは、ロイヤル オーク オフショア コレクションの誕生30周年を祝う「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」の直径43mmモデル。本作の特徴は、ブラックセラミックのケースと、18Kイエローゴールド製のプッシュピースガード、スタッズを組み合わせ、時計全体をバイカラーで統一した新しいルックスだ。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ」
自動巻き(Cal.4401)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。ブラックセラミック×18KYGケース(直径43mm)。10気圧防水。予価748万円(税込み)。2023年2月発売予定。

 ケースやベゼル、プッシュボタンなどに使用されるブラックセラミックは複雑な製造プロセスを必要とし、同様に複数種類の仕上げの技術が必要である。ブラックセラミックの組成は、酸化ジルコン(ZrO2)パウダーに特殊なバインダーを加えたものだが、正確な組成は企業秘密とされている。

 素材は約1000°Cで焼結された後に、全体が均一に仕上がった最終的なカラーが現れます。ブラックセラミックの部品は、初めにプレポリッシュ、プレサテンブラッシュをかけて準備し、それから手作業のポリッシュ面取りとサテンブラッシュを組み合わせながら仕上げが施される。

 デザイン面では、ロイヤル オーク オフショアらしいエルゴノミックなケースデザインを反映しており、コレクションで最も新しいスタイルである。ベゼルは幅広いポリッシュ面取りが輝き、ねじ込み式リュウズとクロノグラフのプッシュボタンは曲線を多用したフォルムでまとめられている。ブラックセラミック製のベゼルは6時から12時位置にかけてわずかにカーブしているのも特徴で、サファイアクリスタル製の風防に沿った形状である。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

 もちろん、ケースだけではなくダイアルもバイカラーだ。12時位置に配されたアプライドの“AP”のロゴはメガタペストリーの上で輝き、ポリッシュ仕上げのゴールド。ダイアル外周のブラックカウンターはホワイトとゴールドの対比で表現する。イエローゴールドの針とアワーマーカーには、ブラックラッカーの装飾が入っており、高いコントラストを生み出している。

 また、本作は最新世代の自社製クロノグラフムーブメント、キャリバー4401を搭載している。スタートからストップ、リセットのアクションを1度に行うことができる、垂直クラッチ方式のフライバック機能を備えている。クロノグラフのスタートやストップ時に、秒針がブレることなく正確に動作するため高精度な計測が可能だ。加えて特許保持のゼロリセットメカニズムにより、各カウンターの針を瞬時にゼロリセットすることもできる。

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ

ムーブメントにはコート・ド・ジュネーブ、サーキュラーグレイン、サーキュラーサテン、ポリッシュ面取りなどの仕上げが施され、トランスパレント仕様のケースバックから鑑賞することが可能。

 


Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


イコライザーを文字盤に表現したオーデマ ピゲの新モデル「ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション」


https://www.webchronos.net/news/82110/
ホワイトゴールド × ブラックセラミック、「ロイヤル オーク オフショア ダイバー 限定モデル」

https://www.webchronos.net/news/69701/
2022年 オーデマ ピゲの新作まとめ

https://www.webchronos.net/features/78101/