オーデマ ピゲは、18Kイエローゴールドケースにターコイズのダイヤルを組み合わせた「ロイヤル オーク オートマティック」の新モデルを披露した。この組み合わせはブランド初。パワーストーンとして親しまれるターコイズは天然であるため、ふたつととして同じものが存在しない。
1本1本が唯一無二の天然石ダイアル
オーデマ ピゲは、これまでさまざまなストーンダイアルを手がけてきた歴史があり、1960年代の終わりから90年代の間に全盛期を迎えた。タイガーアイやラピスラズリをはじめ、アヴェンチュリン、ガーネット、オパール、アメジスト、ジャスパーなど、多くのカラーストーンがアイコニックな作品に採用された。
今回発表されたのは、37mmケースが特徴の「ロイヤル オーク オートマティック」の新バージョンだ。最も目を引くのは、深い輝きを放つ天然のターコイズダイアルだろう。
自動巻き(Cal.5900)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KYGケース(直径37mm、厚さ9.1mm)。5気圧防水。予価764万5000円(税込み)。2023年4月発売予定。
今から3000年以上前にエジプトや中国文明の中で使われていたターコイズは、世界で最も古くから知られる美しい石のひとつである。人との長い歴史と独特の鮮やかな色により、健康、幸運、保護など多くのスピリチュアルなパワーを秘める石としても知られている。本作で使用されたのは、厳選されたメキシコ原産の天然のターコイズで、ふたつとして同じ模様を持つものは存在しない。
本作の18Kイエローゴールドケースに収められた天然ターコイズのダイヤルは、海のような深い色合いが特徴だ。ブルーのトーンとコントラストとなるイエローゴールドのインデックスと針には蓄光塗料が塗布され、暗所での読み取りが可能。ダイアル表面には、アプライドの“Audemars Piguet ”シグネチャーロゴが、この石に合わせ特別に開発された微小な“脚”により取り付けられている。
また、2022年のロイヤル オーク50周年記念の際に改められたエルゴノミーと仕上げを持つデザインを採用していることも特徴。幅を広げたポリッシュ面取りや、ケース側の最初のブレスレットコマを台形とし、厚さも次第に薄くなっている部分など、細かな改良が随所に見られる。加えて、デイトの表示リングは石のカラーに合わせたターコイズブルーだ。
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