20の複雑機構を擁する、パテック フィリップで最も複雑なタイムピース「パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム」に、ホワイトゴールドとローズゴールドのコンビモデルが登場した。5つのチャイム・モードを備え、アラームおよびデイトリピーター機構、反転機構などに加え、手仕上げのギヨシェ装飾が輝く。
手巻き(Cal.300GS AL 36-750 QIS FUS IRM)。108石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWG×18KRGケース(直径47.7mm、厚さ16.07mm)。非防水。
パテック フィリップの最も複雑な腕時計にコンビモデルが登場
2014年に創業175周年を記念してパテック フィリップが創作した「パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム」は、2016年にマスターピースとして現行コレクションに追加された。そして2019年には、ふたつのブルー・オパーリン文字盤を備えたホワイトゴールドケースのモデルが登場している。
パテック フィリップは、この卓越したタイムピースのデザインを再解釈し、ダブルフェイスのホワイトゴールド リバーシブルケースにローズゴールドのプッシュボタン、リュウズ、ミニット・リピーター・スライドピースおよび反転リンクを組み合わせたコンビモデルの「パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム 6300GR-001」を初めて発表した。パテック フィリップでは、すでにローズゴールドケースにホワイトゴールドのインレイを配した「5303」「5304」などのグランドコンプリケーションにおいて、コンビモデルを実現している。
本作では、ケースのツートンと調和するブラウン・オパーリンの色合いを持つふたつのゴールド文字盤を備え、前面文字盤にはギヨシェ装飾のクル・ド・パリモチーフを配している。またパティナ・ダークチェストナットのアリゲーターバンドとツートンの折り畳み式バックルを装着している。
20もの複雑機構を擁する最も複雑な時計
パテック フィリップ・グランドマスター・チャイムは、現行コレクションの中で最も複雑な腕時計である。3つのゴングによるチャイム機構には、グランドソヌリ、プティットソヌリ、ミニット・リピーターとチャイムによるアラーム、今日の日付を好きな時にチャイムで知らせるデイトリピーターという、ふたつの特許取得の機構を含む5つのチャイム・モードを備えている。
1366個の部品で構成される手巻きムーブメント、Cal.300GS AL 36-750 QIS FUS IRMには、4桁の年表示を含む永久カレンダーも搭載されている。
加えて本作には、ギヨシェ装飾のクル・ド・パリモチーフとローズゴールドのカラトラバ十字で装飾され、ブラウン・オパーリン・センターを備えたホワイトゴールドのカフリンクスが付属する。
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