【2023年新作時計】「パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム」から初のホワイトゴールドとローズゴールドのコンビモデルが登場

2023.04.21

20の複雑機構を擁する、パテック フィリップで最も複雑なタイムピース「パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム」に、ホワイトゴールドとローズゴールドのコンビモデルが登場した。5つのチャイム・モードを備え、アラームおよびデイトリピーター機構、反転機構などに加え、手仕上げのギヨシェ装飾が輝く。

パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム 6300GR

パテック フィリップ「パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム 6300GR」
手巻き(Cal.300GS AL 36-750 QIS FUS IRM)。108石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWG×18KRGケース(直径47.7mm、厚さ16.07mm)。非防水。


パテック フィリップの最も複雑な腕時計にコンビモデルが登場

 2014年に創業175周年を記念してパテック フィリップが創作した「パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム」は、2016年にマスターピースとして現行コレクションに追加された。そして2019年には、ふたつのブルー・オパーリン文字盤を備えたホワイトゴールドケースのモデルが登場している。

パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム 6300GR

4桁の年表示を含む永久カレンダーも搭載されている。

 パテック フィリップは、この卓越したタイムピースのデザインを再解釈し、ダブルフェイスのホワイトゴールド リバーシブルケースにローズゴールドのプッシュボタン、リュウズ、ミニット・リピーター・スライドピースおよび反転リンクを組み合わせたコンビモデルの「パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム 6300GR-001」を初めて発表した。パテック フィリップでは、すでにローズゴールドケースにホワイトゴールドのインレイを配した「5303」「5304」などのグランドコンプリケーションにおいて、コンビモデルを実現している。

 本作では、ケースのツートンと調和するブラウン・オパーリンの色合いを持つふたつのゴールド文字盤を備え、前面文字盤にはギヨシェ装飾のクル・ド・パリモチーフを配している。またパティナ・ダークチェストナットのアリゲーターバンドとツートンの折り畳み式バックルを装着している。


20もの複雑機構を擁する最も複雑な時計

パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム 6300GR

前面で表示されるのは、時針、第2タイムゾーン時針、分針、分表示、アラーム設定時刻、ムーブメントのパワーリザーブ、チャイム機構のパワーリザーブ、チャイム・モード表示(サイレントS/グランドソヌリG/プティットソヌリP)、リュウズの位置表示、日付、第2タイムゾーン昼夜表示、ムーンフェイズ、アラームON/OFF表示、チャイム機構隔離表示。

 パテック フィリップ・グランドマスター・チャイムは、現行コレクションの中で最も複雑な腕時計である。3つのゴングによるチャイム機構には、グランドソヌリ、プティットソヌリ、ミニット・リピーターとチャイムによるアラーム、今日の日付を好きな時にチャイムで知らせるデイトリピーターという、ふたつの特許取得の機構を含む5つのチャイム・モードを備えている。

 1366個の部品で構成される手巻きムーブメント、Cal.300GS AL 36-750 QIS FUS IRMには、4桁の年表示を含む永久カレンダーも搭載されている。

パテック フィリップ・グランドマスター・チャイム 6300GR

裏面で表示されるのは、24時間時分表示、日付、曜日、月、閏年サイクル、4桁の年表示。

 加えて本作には、ギヨシェ装飾のクル・ド・パリモチーフとローズゴールドのカラトラバ十字で装飾され、ブラウン・オパーリン・センターを備えたホワイトゴールドのカフリンクスが付属する。



Contact info: パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109


2023年 パテック フィリップの新作時計まとめ

https://www.webchronos.net/features/93342/
パテック フィリップ グランド・コンプリケーションが人気の理由とは? 人気モデルとその魅力を紹介

https://www.webchronos.net/features/88228/
パテック フィリップ「カラトラバ トラベルタイム 5224R」。これは24時間時計の完成形か?

https://www.webchronos.net/features/94226/