ブルガリは、トゥールビヨンを搭載した「オクト ローマ プレシャス ナチュラリア」と「オクト ローマ トゥールビヨン ルミエール」の2本の新作を発表した。ハードストーンやダイヤモンドなどの希少な素材を採用し、ローマスタイルのウォッチメイキングの世界が巧みに織り込まれたタイムピースである。
オクト ローマ プレシャス ナチュラリア
手巻き(Cal.BVL206)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約66時間。18KRGケース(直径44mm、厚さ11.35mm)。50m防水。価格未定。2023年6月発売予定。
「オクト ローマ プレシャス ナチュラリア」の名前には、自然の美しさや、自然を大切にするというメッセージが込められている。ダイアルから見えるプレートは、ブラウンとゴールドの縞模様が美しいタイガーズアイ製だ。文字盤中央から放射状に伸びる12個のインデックスにも、タイガーズアイがセッティングされている。天然石ゆえにひとつひとつの石の風合いが異なり、まったく同じ時計はひとつとしてない。
マニュファクチュールムーブメントのCal.BVL206は、タイガーアイ製プレートの中心部に配置されている。6時位置には、フライングトゥールビヨンがまるで浮き出るように配されている。
オクト ローマ プレシャス トゥールビヨン ルミエール
手巻き(Cal.BVL208)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約64時間。18KRGケース(直径38mm)。30m防水。価格未定。2023年6月発売予定。
「オクト ローマ プレシャス トゥールビヨン ルミエール」は、ケース径38mmという小さめのサイズだ。「オクト ローマ」コレクションの中でも最高級のタイムピースであり、ベゼルやラグ、ケースサイドにセッティングされたダイヤモンドやルビーに、ブルガリのジュエラーとしての技が余すことなく発揮されている。
こちらのモデルもスケルトンダイアルになっており、ムーブメントのブリッジにはらせん状の模様が施されている。ダイアル上のアーチにセッティングされたダイヤモンドと9個のルビーは、インデックスの役割を果たす。時分針はルビーのようなワインレッドだ。リュウズにもカボションカットのルビーがあしらわれ、アリゲーターストラップもワインレッドのカラーリングになっている。夏の黄昏時に輝く祝祭を想わせるタイムピースとなっている。
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