ロレックスの「オイスター パーペチュアル」にカラフルなドットが散りばめられたダイアルデザインが追加された。2020年に発表された5つのモデルの文字盤カラーが全部盛りになっている。展開されるのはケース径31mm、36mm、41mmの3サイズで、ここまでポップなデザインは今までのロレックスダイアルには見られなかったものだ。
ベースはターコイズブルーのオイスター
初めて本作を見た瞬間には驚いた人も多いのではないだろうか。この明るく幸福感に満ちたデザインは2020年に発表された5色の色調を取り入れたドットからインスピレーションを得ている。
自動巻き(Cal.3230)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41.0mm、厚さ12.00mm)。100m防水。76万1200円(税込み)。
「オイスター パーペチュアル」の新モデルのダイアルは黒い縁取りのさまざまなサイズのドットが特徴的で、キャンディピンク、ターコイズブルー、イエロー、コーラルレッド、グリーンのビビッドなカラーが組み合わされている。
ベースとなっているのは展開されているダイアルの中でも人気の高いターコイズブルーとなっており、全部盛り的なデザインだ。カラーダイアルを集めている人にはぜひ手に入れて欲しい1本だ。
ダイアルの装飾は埃の混入を防ぐために厳重に管理された環境で行われ、鮮やかな色彩を生み出すために、すべての工程で最高レベルの精度が求められる。
キャリバー2232と3230が搭載
自動巻き(Cal.3230)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径36.0mm、厚さ11.60mm)。100m防水。72万3800円(税込み)。
「オイスター パーペチュアル31」にはキャリバー2232、「オイスター パーペチュアル36」と「オイスター パーペチュアル41」にはキャリバー3230が搭載されている。2020年に発表され、同年にこれらのモデルに採用されたロレックスの完全自社開発・製造ムーブメントである。高性能パラフレックス ショック・アブソーバをはじめ、ロレックスの最新技術が数多く採用されている。
自動巻き(Cal.2232)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径31.0mm、厚さ10.60mm)。100m防水。67万3200円(税込み)。
シロキシ・ヘアスプリングとニッケル・リン合金製の常磁性ガンギ車が搭載され、2232ムーブメントは約55時間のパワーリザーブを保証している。常磁性とは外部磁場がないときには磁化を持たず、地場を印加(電気回路に電源や別の回路から電圧や信号を与える)するとその方向に弱く磁化する磁性のことである。キャリバー3230は、ブルー パラクロム・ヘアスプリングとクロナジーエスケープメントを搭載し、パワーリザーブは約70時間まで延長された。
オイスタースチールから製造されたロレックスの時計は過酷な状況にさらされてもその輝きを保つ。ロレックスのために特別に製造されたオイスタースチールは904Lスチール系統に属し、一般的には航空宇宙や化学産業といった先端技術分野で使用されている。その優れた耐蝕性は貴金属に匹敵すると言われている。
信頼性、堅牢性とともに、いい具合に緩いセレブレーションモチーフのダイアルデザインが重なって新たなロレックスの一面が表現された1本である。
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