オーデマ ピゲはマーベルとのコラボレーション第2弾として、スパイダーマンを文字盤にあしらった「ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "スパイダーマン"」を発表した。スパイダーマンが文字盤から飛び出してくるかのような躍動感あふれる本作は、世界限定250本での販売となる。
マーベルコラボの第2弾は“スパイダーマン”をあしらったロイヤル オーク
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オーデマ ピゲは、2021年に始まったマーベルとのコラボレーション第2弾「ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "スパイダーマン"」を発表した。この250本限定のモデルはスーパーヒーローの立体的なシルエットをあしらった、目くるめくようなオープンワークムーブメントを搭載。
ドバイで行われたローンチイベントでは、ユニークピースとふたつの商品がオークションに出品された。その売上850万ドルが、社会の変化を求める若者たちの運動を支援するふたつの非営利団体、ファーストブックとアショカに寄付された。
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手巻き(cal.2974)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。Tiケース(直径42mm、厚さ15mm)。5気圧防水。世界限定250本。価格要問合せ。
42mmのチタンケースに、ブラックセラミックのベゼルとリュウズのコントラスト。ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "スパイダーマン"はオープンワークムーブメント、Cal.2974を搭載し、有名な赤と青のスーツに身を包んだスーパーヒーローが表現されている。この250本限定モデルではユニークピースが制作されている。
このユニークピースには1984年のコミック「The Amazing Spider-Man」#252に出てくるブラックスーツに身を包んだスパイダーマンが表現されている。この姿のスーパーヒーローはあまり知られていないが、タイムピースに神秘的な魅力を与えている。暗闇の中でグリーンに輝く針とアワーマーカー、キャラクターの一部によりその神秘性がさらに高まる。
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手巻き(cal.2974)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWGケース(直径42mm、厚さ15mm)。5気圧防水。価格要問合せ。
伝統の時計づくりのノウハウに最新のテクノロジーを融合させた「ロイヤル オーク コンセプト トゥールビヨン "ブラックスーツ スパイダーマン"」は、ホワイトゴールドケースに蜘蛛の足のモチーフがエングレービングされている。ケースはまずレーザーでスパイダーの足を彫り、そこにルミネサントなハイブリッドセラミックを埋め込む。
その後に研磨してから背景に蜘蛛の巣を繊細なレーザーグレービングで表現。ブラックセラミックのベゼルとケースバックを組み合わせ、ケースバックにはホワイトで「Royal Oak Concept Unique Piece」とエングレービングされている。
Cal.2948をベースとした新しい手巻きムーブメントのCal.2974は、オーデマ ピゲのエンジニアと時計師、クラフツマンたちの経験と熟練技術を結集して生まれたハイレベルのオープンワークだ。ムーブメントの構造を最大に簡素化して高度な透明感を出すことに成功し、サファイアクリスタルを通してスパイダーマンが宙に浮かんでいるかのように表現されている。
キャラクターのシルエットと質感を出すにあたり、まずホワイトゴールドのブロックからCNC(電子制御デジタルマシン)で切り出す。次にスーパーヒーローのスーツのボトムはテキスタイルのような質感を出すレーザー加工で仕上げ、その後、ひとりの職人が修正とグレービングの仕上げを全て行い、唯一のピースが生まれるのだ。
次にスーパーヒーローは手作業でペイントされ、この段階で職人は影やコントラストをつけるなどして、スパイダーマンの姿に奥行きを与えていく。立体的に作られたスーパーヒーローは、ウォッチの厚み全体を通してその姿を露にする。キャラクターを仕上げるのにはトータルで50時間もの長い時間が必要だ。
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