シチズン「シリーズエイト」からGMT機能を搭載した「880メカニカル」が新登場

2023.07.12

現代社会に欠かすことができないスマートフォンやタブレット端末が発する磁気。この影響を受けることを最小限に抑えるべく、ムーブメントの耐磁性能を強化し、第2種耐磁を実現した「シチズン シリーズエイト」からGMT機能を搭載した880 Mechanicalの2種類が発表された。発売時期は2023年秋を予定している。

シチズン「シリーズエイト」880メカニカルモデル

両回転ベゼルを使用することで最大3つの時刻を確認することができる。


耐磁性能と快適な装着感を追求

 オンオフ問わず使え、あらゆるシーンになじむモダンでアクティブな印象を与えるデザインに、今のライフスタイルに適した耐磁性能や快適な装着感を追求したシチズン「シリーズエイト」。そんなシリーズ エイトにGMT機能を搭載した「880 メカニカル」が新たに加わる。

シチズン「シリーズエイト」880メカニカルモデル

シチズン「シリーズエイト」880メカニカルモデル
手巻き機能付き自動巻き(Cal.9054)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径41.0mm、厚さ13.5mm)。10気圧防水。22万円(税込み)。

 880 メカニカルは、両回転ベゼルと24時間で1周する副時針を組み合わせることで、最大3つの時刻を確認できるGMTウォッチだ。そんな同作のキャラクターに合わせて、モダンで力強いデザインとなっている。

シチズン「シリーズエイト」880メカニカルモデル

シチズン「シリーズエイト」880メカニカルモデル
手巻き機能付き自動巻き(Cal.9054)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径41.0mm、厚さ13.5mm)。10気圧防水。22万円(税込み)。

 文字盤は東京の夜景がデザインソースになっており、ビル群の大きさの異なる四角い窓のイメージと、繁栄の意味を持ち、日本で親しまれてきた市松模様を組み合わせて、モダンに進化させた新しいパターンだ。

シチズン「シリーズエイト」880メカニカルモデル

凹凸があるダイアルは陰影を感じることができ、立体感がある。

 センターケースは2体構造となっており、それぞれの面ごとにミラーと複数パターンのヘアラインを使い分け、シャープな直線で構成される立体的な表情を際立たせている。ブレスレットはケースから強めにテーパーをかけることですっきりとしたモダンなフォルムに仕上がっている。

シチズン「シリーズエイト」880メカニカルモデル

シースルーバックとなっており、裏蓋からはムーブメントを観賞することができる。

 そんなシリーズエイトは、デジタル社会に欠かせないスマートフォンやタブレットなどから発せられる磁力による時刻精度への影響を防ぐため、ムーブメントの耐磁性能を強化した「第2種耐磁」を備えている。

シチズン「シリーズエイト」880メカニカルモデル

ケースの厚みは13.5mmだが、ブレスレット部分が薄く仕上げられているため全体的に軽やかな印象だ。

 この第2種耐磁時計は、日本工業規格「JISB7024 耐磁携帯時計」に規定されたJIS保証水準の1万6000A/mをクリアしたもので、磁界を発生する機器に1cmまで近づけてもほとんどの場合性能を維持することが可能なレベルに達している。


Contact info: シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807


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