オーデマ ピゲは、2022 年に発売されたロイヤル オーク オフショア ミュージック エディションの新しいバリエーションを発表した。追加されるモデルは、イコライザー(VU メーター)をモチーフにしたタペストリーダイヤルの37mm ブラックセラミックケースで、新型の自動巻きキャリバー5909 を搭載している。力強いコントラストの「ロイヤル オーク オフショア ミュージック エディション」が、マニュファクチュールと音楽の世界との数年にわたるクリエイティブな相乗効果を称える。
ロイヤル オーク オフショア ミュージック エディション / 37mm
自動巻き(cal.5909)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。ブラックセラミックケース(直径37mm、厚さ12.1mm)。5気圧防水。世界限定250本。※「モザイクエフェクト」調のインターチェンジャブルブラックラバーストラップ、チタンAP ピンバックル。「モザイクエフェクト」調のターコイズ、イエロー、グリーンの3 本のラバーストラップが付属。522万5000円(税込み)。
鮮やかな色のコントラストが映えるブラックセラミック
今回発表された、直径37mm の「ロイヤル オーク オフショア ミュージック エディション」は、ケース、ベゼル、ネジ込み式リューズ、すべてがブラックセラミックで開発された。デザインの美しさに、ジャックプラグを彷彿させるプロットやミキサーのフェーダーを思わせるリューズガード、ブレスレットのピンバックルなど、チタン製のパーツがコントラストを生み出している。
セラミックという非常に硬く、可鍛性に欠ける素材を使用するにあたり、オーデマ ピゲが求める品質を満たしながらも、ロイヤル オーク オフショアの趣とケースの複雑なラインを引き立てるよう、細心の注意を払って仕上げられた。セラミックは一部、酸化ジルコニウムの粉末にバインダーを配合したものを原料にしている。1000℃を超える高温で焼結後に、均質な色合いが現れる。各パーツは、ポリッシュ加工およびサテン加工が施され、オーデマ ピゲの特徴であるポリッシュとサテンが交互に現れるように、手作業で丁寧に仕上げられている。
最新世代の自動巻きキャリバー 5909
この37mm の新しいバリエーションには、最新世代の自動巻き時・分・秒ムーブメント、キャリバー5909 が搭載されている。日付表示がないことで、ダイヤルのカラフルなモチーフが一層際立つ。2022 年にオーデマ ピゲのロイヤル オーク 37mm に初めて搭載されたキャリバー5900 をベースとしたこのキャリバーは、前身のキャリバー3120 よりも薄型で高い振動数を特長としている。また、60 時間のパワーリザーブを備えている。
手作業による仕上げが施されたムーブメントを見ることができるチタンとサファイアクリスタルのケースバックには「Limited Edition of 250 Pieces」の文字が刻まれた。コート・ド・ジュネーブ仕上げ、サテン仕上げ、サーキュラーグレイン、ライン仕上げ、ポリッシュ面取りなど、高級時計を象徴する装飾をケースバックから鑑賞できる。また、このコレクションのみに使用されている、NAC でコーティングされた22K ピンクゴールド製ローターも重要なディテールだ。
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