現行クォーツランキング

2018.02.25

F.P.ジュルヌオメガカシオグランドセイコーシチズンジンセイコーロンジン

篠田哲生（42歳）嗜好品ライター

「進化を楽しめる技ありウォッチたち」
とかく、腕時計に関しては機械式偏重となってしまうが、時計を実用品として見ればクォーツ式の便利さは群を抜く。ましてやデジタルとの融合が進む昨今、実は最も進化するジャンルでもある。ということで、未来を感じさせる時計を軸にセレクトした。

1　シチズン／エコ・ドライブワン
2　カシオ／オシアナス OCW-G2000シリーズ全般
3　グランドセイコー／SBGX293
4　G-SHOCK／G’MIX GBA-400
5　セイコー／アストロン全般
6　ジン／UX
7　フレデリック・コンスタント／オロロジカルスマートウォッチ
8　モンディーン／ストップ・トゥ・ゴー
9　カンパノラ／コンプリケーション全般
10　ダニエル・ウェリントン／全般

髙木教雄（55歳）ライター

「クォーツ〝ならでは〟の魅力が潜む10作」
クォーツ時計が機械式に勝る点は数多い。多機能化が容易で高精度、薄型化・小型化もしやすく、量産性に長けていて安価である、などなど。上位5作は、そんなクォーツならではの優れた特徴が十二分に活かされた機械式ではありえないモデルを選んだ。残りの5作は使い勝手やデザイン性でチョイスした。これら時計もまた、クォーツだからこその魅力に溢れている。

1　セイコー／アストロンジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル
2　シチズン／エコ・ドライブワン
3　カシオ／オシアナス OCW-G2000F
4　F.P.ジュルヌ／エレガント
5　ブローバ／カーブ
6　ブライトリング／コルトスカイレーサー
7　イッセイミヤケウォッチ／ガラスウォッチ
8　ティソ／ティソヘリテージバナナセンテナリーエディション
9　ラドー／トゥルーシャドー
10　グッチ／グッチダイブ（刺繍文字盤モデル）

広田雅将（43歳）『クロノス日本版』編集長兼アートソルジャー

「今こそ、クォーツを礼賛したい」
機械式時計は面白いが、ストレスなく使えるクォーツもやはり魅力的だ。というわけで、現行品で欲しいクォーツ時計を挙げてみた。高トルクを生かしたジンのUXは、今なお秀作だと思っている。なお、スプリングドライブはクォーツではないと考えているため、あえて選から外した。

1　シチズン／エコ・ドライブワン
2　グランドセイコー／SBGX293
3　ロンジン／コンクエスト V.H.P.
4　ブライトリング／コックピット B50
5　ジン／UX
6　オメガ／スピードマスタースペースマスター Z-33
7　セイコー／プロスペックスマリーンマスタープロフェッショナルSBBN025
8　ドダーヌ／タイプ23 クォーツ
9　G-SHOCK／MRGシリーズ
10　ブローバ／カーブ

ランキングの集計ルール
●選考委員は、各号のテーマに沿った腕時計を10本選び、順位をつける。 ●選考委員ひとりあたりの所持ポイントを110点とし、これを1位20点、2位18点……　10位2点として選考モデルに振り分ける。 ●選考された時計が順位無しの場合は、所持ポイントを10等分して、各モデルに11点を与える（選考本数が10本に満たない場合でも、１モデルあたり11点とする）。 ●獲得点数が同点となった場合は、選考者数の多いモデル、その中で選考順位の高いモデルの順で優位とする。 ●最低有効得票数を2票とする。