2020年にフルモデルチェンジを果たした新型カレラ。同じホイヤー02を搭載していた既存モデルと比べ、ケース径が2mm小径化されている。
技術仕様
| リファレンスナンバー： | CBN2A5A.FC6481 |
| 機能： | 時、分、秒（秒針停止機能付き）、秒・30分・12時間積算計を備えたクロノグラフ付き、日付表示 |
| ムーブメント： | 自社製Cal.ホイヤー02、自動巻き、2万8800振動／時、33石、クイックコレクトデイト、コラムホイール、垂直クラッチ、緩急針と偏心ネジによる微調整、耐震軸受け（キフ使用）、パワーリザーブ約80時間、直径31mm、厚さ6.9mm |
| ケース： | ステンレススティール製ケース、セラミックス製ベゼル、18Kローズゴールド製リュウズおよびプッシュボタン、ドーム型サファイアクリスタル製風防（内側無反射加工）、ねじ込み式ステンレススティール製裏蓋（サファイアクリスタル製トランスパレントバック仕様）、10気圧防水 |
| ストラップ＆バックル: | ブラックアリゲーターストラップ、ステンレススティール製バックル |
| サイズ： | 直径44mm、厚さ15.2mm、重量120ｇ（実測値） |
| 価格： | 70万5000円 |
＊価格は記事掲載時のものです。記事はクロノス ドイツ版の翻訳記事です。
精度安定試験 （T24の日差 秒／日、振り角）
| クロノグラフ停止時 | クロノグラフ作動時 | |
| 文字盤上 | +6 | +5 |
| 文字盤下 | +6 | +4 |
| 3時上 | -6 | -6 |
| 3時下 | +2 | +1 |
| 3時左 | -1 | -3 |
| 3時右 | -3 | -4 |
| 最大姿勢差： | 12 | 11 |
| 平均日差： | 0.7 | -o.5 |
| 平均振り角： | ||
| 水平姿勢 | 290° | 289° |
| 垂直姿勢 | 248° | 242° |
評価
| ブレスレット&バックル（最大10pt.） | 9pt. | ストラップは粗が見当たらないほど出来が良い。バックルはサイドボタン付きで使いやすく、ストラップの調整はクリップ式のため段階的にではなくスムーズに行うことができる。 |
| 操作性（5pt.） | 4pt. | リュウズはつまみやすい上、ねじ込み式ではないので手間取らずに引き出せ、非常になめらかに回せる。スタート/ストップボタンがリセットボタンより若干遅く反応するのは惜しいところ。 |
| ケース（10pt.） | 8pt | ケース、ベゼル、サファイアクリスタル製風防のすべてがよい仕上がり。10気圧防水というのも好ましいポイント。 |
| デザイン（15pt.） | 12pt. | 気品ある正統派クロノグラフのレイアウトを文字盤に取り入れた点は評価に値する。 |
| 視認性（5pt.） | 4pt. | コントラストは十分だが、風防と鏡面に磨かれたパーツが光りがち。暗がりではパワフルな蓄光塗料が力を発揮する。 |
| 装着性（10pt.） | 9pt. | ケースの厚みは15.2mmあるが、ストラップの微調整が利くので心地よくフィットする。 |
| ムーブメント（20pt.） | 16pt. | 「コラムホイールを採用」「垂直クラッチ式」「約80時間ものロングパワーリザーブ」と、自社開発ムーブメントならではの強みがそろい、外観も独特で現代的。巻き上げは片巻き式なので、ローターが反対方向に空回りすると音が響く。 |
| 精度安定性（10pt.） | 7pt. | 動態精度ではやや遅れ気味で、姿勢差が大きいのは残念。 |
| コストパフォーマンス（15pt.） | 12pt. | 全体の作りがよく自社ムーブメント搭載のクロノグラフとして見合っているが、価格面ではメタルブレスレットモデルの方に軍配が上がる。 |
| 合計 | 81pt. |
タグ・ホイヤー 創業160周年を祝う 自社キャリバー搭載のカレラ復刻版
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アイコニックピースの肖像 タグ・ホイヤー／カレラ
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