タグ・ホイヤーが、2025年のF1開幕戦となる「フォーミュラ1® ルイ・ヴィトン オーストラリア グランプリ2025」で F1 の公式タイムキーパーに復帰。インディ 500で培ってきた1/1万秒の計時精度の技術を持つ同社は、世界最速のスポーツにおけるそのレガシーを再び確固たるものにしていく。
フォーミュラ1® ルイ・ヴィトン オーストラリア グランプリ 2025

タグ・ホイヤーがF1公式タイムキーパーに復帰したことを記念して、特別にデザインされた「WE ARE BACK」のキービジュアルを背景に、スピードとエネルギーを感じるエキサイティングなF1の世界に誘うデジタルフォト体験もお楽しみいただける。タグ・ホイヤーとF1のスピリットが融合した瞬間を捉える特別な機会をご堪能いただきたい。
タグ・ホイヤーの DNA が息づく F1
1969年、ホイヤーは高級時計ブランドとして初めて F1 ドライバーのスポンサーとなり、スイスの伝説的ドライバー、ジョー・シフェールとパートナーシップを結び、自社のロゴを彼のマシンに飾った。ターニングポイントとなったのは 1971 年。ホイヤーはスクーデリア・フェラーリ F1 チームと契約を結び、「ル・マン・センチグラフ」を開発し、レース計時において重要な役割を果たす。これにより、フェラーリチームは 1 秒たりとも無駄にすることなく、常にタイムを正確に計測するホイヤーの技術に支えられ、コンストラクターズとドライバーズのタイトルを複数回にわたり獲得した。
マクラーレン F1 チームの黄金期とタグ・ホイヤー

1980 年代、マクラーレン F1 チームのオーナーでもある TAG グループに買収されたことで、ホイヤーは新たな黄金期を迎える。これによって誕生したマクラーレンとのパートナーシップにより、コンストラクターズのチャンピオンシップを何度も制し、ドライバーのアラン・プロストとアイルトン・セナがドライバーズチャンピオンのタイトルを交互に手にするといった成功を収め、マクラーレンが F1 界を席巻する時代が到来した。この時代のドライバーの中でも傑出した存在感を放っていたセナは、単なるスポンサーとドライバーの関係を超えた強い絆を結び、レース中も、プライベートでもタグ・ホイヤーの時計を愛用した。
オラクル・レッドブル・レーシングとの蜜月

1992 年から 2003 年までタグ・ホイヤーはF1の公式タイムキーパーを務め、2016 年にはオラクル・レッドブル・レーシングとの関係が新たにスタート。過去の偉大なドライバーたちとも遜色のない才能あふれるマックス・フェルスタッペンが 4 度のドライバーズチャンピオンに輝くのを見届けた。そして 2025 年、タグ・ホイヤーが F1 の公式タイムキーパーに復帰。エキサイティングな新時代が再びここに幕を開ける。

視線を釘付けにするレーシングクロック

オーストラリア GP でのタグ・ホイヤーの存在を決定づける要素のひとつが、F1 のためだけに特別に用意された専用のピットレーンクロックだ。デザインは 1986 年に発表された「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」コレクションから着想を得ているが、このクロックの直径はなんと 1200mm。グラスファイバー製ベゼル、超軽量のプレキシガラス製ダイヤル、最適な可読性を実現するアルミニウム製針など、高性能素材が使用されている。視認性に優れる LED 表示により、日差しがまぶしい日中でも、雨天時でも、ナイトレースの照明下でも、常に時刻をはっきりと読み取れる。
ピットレーン以外の場所にも設置されるクロック
ピットレーン以外の場所にも、タグ・ホイヤーは、F1 のレーシングヘリテージと洗練されたデザインを象徴する「タグ・ホイヤー モナコ クロック」を設置し、F1 におけるブランドの存在感を高めている。1969 年に発表された「タグ・ホイヤー モナコ」は、時計業界の常識を覆した画期的なタイムピースであり、1970 年公開の映画『栄光のル・マン』でスティーブ・マックイーンが着用したことで一躍有名になった。その特徴的なスクエア型ケース、左側のリューズ、印象的なブルーのダイヤルが、モータースポーツのアイコンウォッチとしての地位を不動のものにしている。

VIP ホスピタリティゾーンや特別に用意された F1 ラウンジなど、パドック周辺のキーとなる場所に戦略的に配置される「タグ・ホイヤー モナコ クロック」は、パドックのトーテム上のクロックの幅が 55cm、その他のエリアのトーテム上のクロックの幅が 40cm という堂々たるサイズだ。3m もあるトーテムは、3 面発光のデザインにより、あらゆる角度からの視認性を確保し、F1 において最もプレステージの高い場所で圧倒的な存在感を放つ。

F1 のトリプルワールドチャンピオンに贈った特別モデル

自動巻き(Cal.TH81-00)。3万6000振動/時。パワーリザーブ約65時間。Tiケース(直径41mm、厚さ15.2mm)。30m防水。非売品。
マックス・フェルスタッペンの才能は非凡なものであり、2024 年モナコ GP で彼に贈られたタイムピースもまた、その並外れた才能を反映したものとなっている。1000 分の 1 秒を争う F1 の世界でデビューして以来、このオランダ人ドライバーはレースのたびに 100 分の 1 秒を争うバトルを展開し、リズム、戦略、完璧なコントロールの魅力あふれるスペクタクルを世界中のファンに届けてきた。数々の伝説を生んだ市街地コースで開催された 2024 年シーズン第 8 戦モナコ GP で、オラクル・レッドブル・レーシングのこのドライバーに特別なタイムピースが贈られた。それが、大胆さが光る新作、タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフであった。
サーキットでのタグ・ホイヤー^
日本での開催が待ち遠しい