2021年新作時計から厳選！BEST BUY WATCH ／ブロンズウォッチ編

一般的に腕時計の外装には、ゴールドやステンレススティールなどの経年変化が起こりにくい素材を用いる。しかし、経年変化を味方につけたのがブロンズウォッチだ。酸化によって表面に緑青が発生するブロンズは、着用するたびに色味が少しずつ変わり、落ち着きのある風合いになってゆく。ふたつとして同じものが存在しない“自分色”に染まるブロンズウォッチとともに、人生を歩んでいきたい。

今買うべき“ブロンズウォッチ”6選

チューダー「ブラックベイ フィフティ-エイト ブロンズ ブティックエディション」

ケースのみならず、ブレスレットやバックルにもブロンズ素材を使用したブランド初のモデル。文字盤とベゼルには “ブロンズブラウン”というカラーを取り入れており、独特の風合いを生み出す外装との相性が良い。

パネライ「サブマーシブル ブロンゾ ブルー アビッソ」

年産1000本のみのブティック限定モデル。茶色がかった温かみのあるブロンズケースと、深みのあるブルーダイアルの対比が美しい。ブロンズは近年増えつつある、変化の少ないタイプではなく、経年変化を存分に楽しめる昔ながらのものを採用している。

ラドー「キャプテン クック ブロンズ」

海洋探検家ジェームズ・クックの名を冠する「キャプテン クック」。最新作ではブロンズケースを採用し、バーガンディカラーを文字盤やベゼル、カジュアルなNATOストラップにも取り入れた。

オリス「ビッグクラウン プロパイロット ビッグデイト ブロンズ」

年々数を増やすオリスのブロンズモデル。蓄光塗料を塗布した時分針とアラビックインデックスにより高い視認性を確保。加えて、グローブを着用していても操作しやすい、大型のリュウズを備える。

ノルケイン「フリーダム60 GMT」

マニュファクチュールムーブメントを搭載するフラッグシップコレクション。新登場のGMTはケニッシと共同開発。時針の単独調整およびカレンダーとの連動が可能で、操作性に優れる。

モーリス・ラクロア「アイコンベンチュラー ブロンズ 43mm」

アンスラサイト文字盤とのコンビネーションがシックな印象を与える。同作で使用するブロンズ合金は経年によって色の変化が楽しめる、銅と錫を中心とした伝統的な組み合わせ。