モンブラン 1858 スプリットセコンド クロノグラフ リミテッド エディション 100
手巻き(Cal.MB M16.31)。25石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約50時間。Ti(直径44mm、厚さ 14.55mm)。3気圧防水。世界限定100本。3万9500ユーロ(時価)。2020年4月発売予定。
「モンブラン 1858」ラインに、氷河や雪山の自然を表現してブルーをテーマカラーとした「モンブラン 1858 スプリットセコンド クロノグラフ リミテッド エディション 100」が追加された。文字盤は1930年代のデザインを踏襲して中央に渦巻き型のタキメータースケール、内側のフランジにテレメータースケールを配する。文字盤の鮮やかでグラデーションを生むブルーは、ソリッドゴールド製のダイアル地板に、色褪せることのないグラン フーエナメルを施して実現している。搭載するモノプッシャークロノグラフのキャリバーMB M16.31は1万8000振動/時のロービート仕様で、テンワに18個のチラネジを付けた古典的な設計を持つ。同機は、慣性モーメント59mgcm2を持つ直径14.50mmの大型テンプ、コラムホイール、1912年に特許を取得したV字型クロノグラフブリッジなど伝統的な構成を踏襲し、スプリットセコンド測定機能のラトラパンテを搭載する。ケースは直径44mmで、全面にサテン仕上げを施したグレード5のチタンを用いる。ストラップにはフィレンツェのプレテリア社製のブルー スフマート アリゲーターが合わせられる。
モンブラン ヘリテイジ モノプッシャー クロノグラフ
自動巻き(Cal.MB 25.12)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。SS(直径42mm、厚さ 14.7mm)。5気圧防水。54万5000円。2020年6月発売予定。
1940~50年代にミネルバが製造した腕時計に敬意を表した「モンブラン ヘリテイジ」より、「モンブラン ヘリテイジ モノプッシャー クロノグラフ」に新たに追加された仕様。サーモンカラーの文字盤にブラックロジウム仕上げのアラビア数字およびドットインデックスを組み合わせる。ブラックロジウム仕上げにルミネセント仕上げのドーフィン針を用いた時分針、ブルーのミニッツトラック、ブルースティールのバトン秒針とクロノグラフ針がサーモンカラー文字盤の上で高い視認性を発揮する。また、クロノグラフのプッシャーは、リュウズと一体化させたデザインを採用する。ストラップはフィレンツェのプレテリア社製グレー スフマート アリゲーターが合わせられる。
モンブラン ヘリテイジ マニュファクチュール パルソグラフ リミテッドエディション 100
手巻き(Cal.MB M13.21)。22石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約55時間。18KRG(直径40mm、厚さ 12.65mm)。5気圧防水。世界限定100本。3万6000ユーロ(時価)。
ミネルバが製造した腕時計に敬意を表した「ヘリテイジ」コレクションのうち、かつて医師が心拍数測定に使用した時計をヒントとしたパルソグラフに、18Kローズゴールド製ケースとスモークタバコブラウンダイアルを合わせたモデルが追加される。搭載するモノプッシャークロノグラフのキャリバーMB M13.21は、1万8000振動/時のロービート仕様で、チラネジ付で直径11.40mm、慣性モーメント26mgcm2の大型のテンプ、コラムホイールなどを採用した伝統的な機構を踏襲する。同作ではプロダクトイメージに合わせてプレートとブリッジにローズゴールドカラーが施された特別仕様となる。ケースはトランスパレントバックのため、基本設計をミネルバ時代にまでさかのぼる、美しい水平クラッチの手巻きムーブメントを存分に鑑賞可能である。文字盤はグレインアワーリングを配し、サンレイ仕上げにスモークラッカーを施したボンベ型を採用してヴィンテージ感を高めている。ストラップには、フィレンツェのプレテリア社製のタバコブラウンのスフマート アリゲーターが合わせられる。
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