これまで七宝や琺瑯、漆といった、日本の伝統工芸をダイアルに用いたモデルを積極的に投入してきたプレザージュ。2019年の新作では、有田焼に白羽の矢が立った。有田焼は磁器のため、ダイアルにそのまま使用すると、落下の際などに強い衝撃が与えられると割れる恐れがある。よって同作では素材を新規開発し、従来の有田焼と比べ4倍以上の強度を得ている。とはいえ、同作のダイアル製作は180年以上の歴史を持つ老舗陶器、「しん窯」が行っているため、有田焼特有のツルッとした質感や釉薬の淡く青みがかった白はしっかりと表現されている。
セイコー プレザージュ「有田焼ダイヤルモデル SARW049」
自動巻き(Cal.6R27)
29石
2万8800振動/時
パワーリザーブ約45時間
SS(直径40.6mm、厚さ14.1mm)
10気圧防水
20万円(税別)
自動巻き(Cal.6R27)
29石
2万8800振動/時
パワーリザーブ約45時間
SS(直径40.6mm、厚さ14.1mm)
10気圧防水
20万円(税別)