ジャガー・ルクルトのトゥールビヨンモデルは？種類とおすすめ6選

レベルソの搭載モデル

「レベルソ」は、ジャガー・ルクルトの技術力と創造性を象徴するコレクションである。「デュアルダイアル」の構造を巧みに発展させた、トゥールビヨン搭載モデルを紹介しよう。

レベルソ・トリビュート・トゥールビヨン

「レベルソ・トリビュート・トゥールビヨン（Ref.3926480）」は、厚さ9.15mm、幅27.4mmの小さなレクタンギュラーケースに、フライングトゥールビヨンを搭載。

小型化だけでも驚異的な技術だが、表ダイアルを反転させると第2時間帯とデイ／ナイトを表示する裏ダイアルが現れる。

2組の針は、ごくわずかな空間に収まったひとつのムーブメントで駆動する。表ダイアルの上品なフェイスと、隠された高度なメカニズムを堪能できるモデルだ。

レベルソ・トリビュート・ジャイロトゥールビヨン

「レベルソ・トリビュート・ジャイロトゥールビヨン（Ref.3946420）」は、ジャイロトゥールビヨンと連動するスモールセコンドや、スケルトン加工の両面ダイアルが秀逸なモデルである。

11時位置のデイ／ナイト表示は、ダイアルを反転させると1時位置の24時間表示に切り替わる仕様だ。表ダイアルもメカニカルな魅力を存分に楽しめるが、裏ダイアルもまた、オープンワークの極地ともいえる美しさを堪能できる。

デュオメトルの搭載モデル

「デュオメトル」は、ふたつの香箱で調速機構と各機能のパワーリザーブを独立させた「デュアル・ウィング」構造を特徴としたコレクション。天体運動をモチーフとした、トゥールビヨン搭載モデルを紹介しよう。

デュオメトル・スフェロトゥールビヨン

太陽をモチーフとした「デュオメトル・スフェロトゥールビヨン （Ref.6052420）」は、3時方向のメインダイアルと9時方向のスフェロトゥールビヨンを対に配置した、どこかレトロなユニークデザインのモデルだ。

24時間表示とスモールセコンド、ふたつのパワーリザーブインジケーターをそれぞれ対にするなど、そのデザインには遊び心が感じられる。

デュオメトル・スフェロトゥールビヨン・ムーン

「デュオメトル・スフェロトゥールビヨン・ムーン（Ref.6086420）」は、メインダイアルを月に、スフェロトゥールビヨンを地球に見立てたモデルだ。

スフェロトゥールビヨンは、チタン製キャリッジの軸上と20度に傾いた軸の周りを、30秒周期と15秒周期で高速回転する。これは地球の公転・自転運動の模倣だ。

ムーンフェイズは、3887年間にわたって調整を必要としない超高精度を誇る。独特なデザインに目を奪われるが、紛れもない超複雑時計だ。

搭載モデルを着けてみよう

ジャガー・ルクルトは複雑機構の雄として名高い。採用する機構には、独自機能を追加して「ジャガー・ルクルトの複雑機構」に仕上げる。

トゥールビヨン自体の高度化も特筆に値するが、さらに独自機構と組み合わせて機械式時計の新しい価値を生み出していく。ジャガー・ルクルトのトゥールビヨン搭載モデルを身に着け、機械式時計の魅力を堪能しよう。